【言語別に紹介】結局二外ってどれがオススメ?授業の特徴を深堀り!

【言語別に紹介】結局二外ってどれがオススメ?授業の特徴を深堀り!

大学はさまざまな外国語を学ぶことのできる貴重な場。言語の壁を乗り越えることで、質と量の制限を受けることなく世界中の情報を見聞し、自身の世界を大きく広げることができます。ほかにも、新たな言語を学ぶことで、集中力が高まったり、脳の老化を予防できたりするのだとか!

そんないいこと尽くしの第二外国語ですが、一体何語を何のために受講するべきなのかわからない…実際どのような雰囲気なのか心配…という方もたくさんいるのではないかなと思います。

というわけで今回は、一橋大学社会学部2年生の筆者が、本校で開講されている第二外国語の授業の特徴を紹介します!

第二外国語(二外)とは?

第二外国語(二外)とは、初修外国語のことをいいます。一橋大学では、法学部と社会学部の必修科目、商学部と経済学部の選択科目として、第二外国語が開講されています。

必修科目として選択できるものだと、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語、朝鮮語、日本語(留学生のみ)の7言語あります。さらにその他にも、アラビア語、ギリシア語、ラテン語の3言語が自由選択科目として用意されています。つまり、一橋大学では10個の外国語を学ぶことができるのです。

どの授業が単位をとりやすいか否かは、言語による差より、先生による差が大きいといえます。テストや成績評価の基準、授業が対面で行われるかどうかも先生によってまちまち。ただしどの先生に当たるかは運任せなので、自分の少しでも興味のある外国語を選択するのが無難です。ただ、マイナーな言語よりはメジャーな言語の方が受講者がもちろん多いため、テスト前に誰かしらと助け合えるかも、という利点はあります。

二外を比較しよう

それぞれの第二外国語授業は、どのような特徴を持っているのでしょうか。その実態を、実際に受講した学生の声を参考に、独断と偏見を交えつつ紹介していきます。

(1)フランス語

フランス語のクラスは2つあり、先生はどちらも日本人です。授業は対面方式でしたが、テストに重きが置かれていて、出欠はほとんど成績に関係なかったとのことなので安心してください。あまりにもテストの結果が悲惨だった人のために、「みんなの前で指定のフランス語の歌を暗記して歌えば落単を免れる」という謎の救済措置があったそうです(笑)

フランス語ならではの特徴

  • 活用や名詞の性別を覚えるのが大変
  • 発音が難しい

(筆者は「R=うがいのような音」という発音で死にかけました)

フランス語を学ぶメリット

  • 生活の中のフランス語を理解できるようになり楽しい
  • 国連の使用言語(かっこいい)
  • 公用語として用いる国や話者が多い

(2)ドイツ語

ドイツ語の先生は比較的みんな優しく、クラスの雰囲気としては真面目なイメージがあります。日本人の先生もネイティブの先生もいるそうで、前者は文法中心、後者はしゃべりや聞き取りのテストもあったそう。ただ、どちらも近くの人との会話練習などはあるようです。

ドイツ語ならではの特徴

  • 言語自体が難しい
  • 英語と形式が似ている

ドイツ語を学ぶメリット

  • ヨーロッパの中でも、ドイツの経済市場が大きいこと
  • 外資系企業などの就職活動の役に立つこと

(3)スペイン語

ヨーロッパ言語の中では比較的履修者の多い言語です。聞いたところによると、先生によって当たり外れが激しいとのこと。一方の先生は約68%の生徒にA以上を出しているのに対し、もう一方は約20%しか出していないという結果に。スペイン語を履修する予定の新入生は今のうちに祈っておきましょう。

スペイン語ならではの特徴

  • 発音が日本語に似ている
  • そのため、日本人にとって比較的簡単に習得できる

スペイン語を学ぶメリット

  • 話される地域の範囲が広い
  • 何となくおしゃれ

(4)ロシア語

受講者が少人数かつロシアマニアが多いため、比較的仲良くなりやすいらしいです。ロシア語選択の友人は、クラスのみんなでロシア料理を食べに行っていました。ただし癖の強い人が多いといううわさもあるとかないとか…?

授業の内容は超絶難しいらしい、とのことです。

(5)中国語(通称チャイ語)

クラス数が多く、実際に筆者の周りでも履修者が多いのが、中国語です。先生によってはZoomを併用してライブ授業の形をとっていたり、対話形式のテストを実施していたりするらしく、これも先生によりけりです。

中国語ならではの特徴

  • 漢字になじみがあることもあり、比較的簡単
  • 発音が難しい

中国語を学ぶメリット

  • 話者が多い
  • 将来に生かせる

(6)朝鮮語

K-POP好きにはたまらない朝鮮語。他言語と比べて、女子の割合が高いように感じます。K-POPが大好きでハングルをマスターしていた友人にとって、お茶の子さいさいだったようです。授業の雰囲気も緩やかとのこと。

朝鮮語ならではの特徴

  • 文法が日本とそっくりで簡単

朝鮮語を学ぶメリット

  • 韓国ドラマを楽しめるようになる
  • 韓国アイドルと話せるようになる(笑)

(7)日本語

留学生のみが履修可能です。課題は出されるものの、家に持ち帰るほど難しくはないため、多くの留学生がこぞって受講しているそうです。たまに履修を試みようとする留学生以外の学生がいますが、絶対に履修登録できないので注意してくださいね!

(8)その他の言語(アラビア語、ギリシア語、ラテン語)

必修科目としては選択できませんが、自由選択科目として習うことができる言語です。これらは総じて履修者が少ない傾向にあり、時には先生と一対一で手厚い個別レッスンを受けられることも…!?積極的に新しい言語を学びたいと考えている学生はシラバス必見です。意外に穴場授業なのかもしれません。

まとめ

ここまで一橋大学で学ぶことのできる言語について紹介してきました。正直、第二外国語の習得は、かなり個人のモチベーションにかかっていると思います。かっこいいからという理由だけでフランス語を選択し、3日目には心が折れてしまった結果、結局「ボンジュール」「メルシー」「Je ne sais pas(分かりません)」しか習得できなかった筆者的には、少しでも興味のある言語をなにかしらの目的をもって選択することをおすすめします!

また、必修となっている「初級(総合)」だけでなく、中級や上級など、難易度に合わせて授業が開講されています。意欲のある方はそちらを受講するのもおすすめです。

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