【3分でわかる】ローランド・ベルガー - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜

企業説明

ローランド・ベルガーとは

ローランド・ベルガーは、ドイツ・ミュンヘンを本拠とする、欧州最大の戦略ファームである。2021年現在、2400名以上の従業員が世界34カ国・50のオフィスにて働いている。ドイツは欧州最先端の工業国であるとともに、Adidas 、PUMA、Henkelなど有名企業が生まれた国だ。その為財種に問わず幅広い知見を備え、特にBtoC領域には独自の強みを有する。さらにはIoT活用などのデジタル領域で豊富な知見・ノウハウを持ち合わせており、2011年から始まったドイツ政府が推進する製造業の高度化をめざす戦略的プロジェクト「インダストリー4.0」の策定にも関わっている。

ローランド・ベルガーが重視しているのは単なる短期的な成果ではなく、長期的な関係構築だ。株主のみならず従業員や地域社会など多様な利害関係者を尊重し、ヨーロッパ企業の成長を支え続けてきた経験をもとに、中長期の変化を踏まえた持続可能な成長戦略を追求する。この姿勢はヨーロッパのみならず日本の企業からも大いに評価され、数多くの信頼を手に入れている。

「動く戦略」と「プロデュース力」

ローランド・ベルガーのコンサルティングは、クライアントの成長への道筋を提案するのみならず、経営から現場まで全ての過程をクライアントが実行できるようにする「動く戦略」の提案に定評がある。創設者の信念である「クライアントが自ら実行できない戦略提案は不適当」という考えが従業員に深く浸透しており、全てのコンサルティングにおいて「動く戦略」へのこだわりを捨てない。そのため、プロジェクト初期段階でクライアントの現状を詳しく正確に把握することを重視し、独自の分析と議論を繰り返しながら戦略を創り上げる。

戦略の立案だけにとどまらず業界全体の変革をも視野に入れた持続的成長をサポートすることで、業界での新たな価値を創出することに力を注いでいる。

数あるオフィスの中でも特にグローバルに先駆けて新しい取り組みを率先している東京オフィスは、世界の中でも高い自立性を認められている中核オフィスである。2021年現在、アスタミューゼ(コンサル)、ABEJA(IT)、エクサウィザーズ(IT)、カブク(メーカー)などといった有力スタートアップ企業との提携「価値共創ネットワーク」を構築し、同社独自のコンサルティングを日々進化させている。

海外オフィスとの混成チーム

多くの企業が目まぐるしく変化する社会への対応を強いられる中、ローランド・ベルガーは長期的なハンデを手にするために、デジタル化により人々の生活を豊かにする「デジタルトランスフォーメーション」、日本企業が海外企業を買収する「クロスボーダーM&A」、「バリューチェーン変革」や複数の事業へ最適な資源配分を行う「事業ポートフォリオ最適化」の4つをテーマに日本企業へのコンサルティングを行っている。

また、海外案件の増加に伴い、同社の海外オフィスと協力した混成チームを組むケースも増えつつある。アメリカ進出を考えている日本企業を支援する場合、日・米から各2名ずつを参画させ、日本のマネジャー主導でマネジメントを行う。海外オフィスとの混成チームで作業することにより、クライアントの意思と現場での実行力を両立させる。

「裁量権」による成長

ローランド・ベルガーで働くコンサルタントにとっての最大の魅力は、「裁量権の大きさ」にある。同社には、若手でもプロジェクト提案から、遂行までを任せられ、チャレンジを推進する機運がある。ある若手コンサルタントの経験談として、20代のうちに総合商社の新規事業開発の案件に参画し、3カ月で新規事業戦略を策定、その後1人でクライアント先に1年間常駐しクライアントとともに戦略の実行を担いながらビッグビジネスの実現をリードした事例がある。若手が大きな裁量や貴重な機会を任され、新たな成功事例や経験を積んだというエピソードが溢れんばかりに存在する。
同社の信念の1つに「アントレプレナーシップ(起業家精神)」がある。ビジネスの特性を踏まえたうえでコンサルタントとしての当事者意識を強く持ち、創造的で革新的なアイデアから成果を生む解決法を提供しようというものだ。
この考えはコンサルタントのキャリア構築の思考形態にも通ずるものがある。業界や機能のみで組織を分けることなく自分自身の専門領域を決定することで、自分が目指すコンサルタント像への成就により一層近付くことが出来る。
また、同社は会社ブランドに頼らず個人がブランドになることを奨励している。実際、スタートアップ企業への出向や留学支援制度など、様々なプログラムを主体的に享受することで自らの成長の一助となる。クライアントと共に成長し、自身のスキルアップを図れるのがローランド・ベルガーだ。

選考情報

選考フロー

ES→WEBテスト→面接(2回)→インターン→最終面接→内定

選考時期

秋→冬→春

選考特徴

  • とにかく頭の回転の速さが重要視される
  • インターンではメンター(社員)のサポートが手厚い
  • 選考過程(特にジョブ経由の内定)は毎年変化する

ES設問

  • 当社で経営コンサルタントとして成し遂げたい事(100~500字)
  • 最も面白いと思っている企業の戦略とその理由(100~800字)

ウェブテスト

TG-WEB
高倍率
内容は言語・非言語・性格

1次選考

40分程度
ケース面接
例)ある言語の学習人数の推定とその増加施策

2次選考

40分程度
ケース面接
例)私鉄の業績向上施策

ジョブ、インターン

3日間
課題解決型グループワーク
例)ある飲食事業の再生戦略を考えよ

最終面接

40分程度
個人面接
通過率は高い

内定者数

10人程度

内定者の所属大学、学部

東大・京大がほとんど

入社人数

10人程度

年収(新卒)

550万円程度

この先の閲覧には大学メールアドレスの認証が必要です

大学メールアドレスを認証する

企業情報

企業名 ローランド・ベルガー
設立日 1967年 ドイツにて創立、1991年 日本法人設立
代表者 代表取締役 大橋 譲
本社住所 東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル23階
従業員数 グローバル2400名