2023/06/05
【PwC】多様性を尊重する、これからのコンサル
ドリームインキュベータは、戦略コンサルティングとインキュベーションを通じて、社会を変えるビジネスプロデュースに取り組む、コンサルティング業界のリーディングカンパニーである。
主に大企業向けに戦略コンサルティングサービスを提供しており、短期的な業務改善ではなく、5年後や10年後を見据えた事業創造や成長戦略の案件を中心に担う。
担当する案件の中で、業界自体を変える意思・問題意識をもつ業界トップ企業との案件が約8割を占め、大きな事業創造に携わるがゆえにグローバル市場での戦略検討と実行というケースも年々増加している。
「業界横断型アプローチ」と「インキュベーション事業との連携・シナジー」の2点が突出した特徴であり、強みとなっている。
前者は、コンサルタントの専門領域を固定していては、業界という枠組みを脱して社会を一変させるような大きな進化を実現することはできないという考えの下で、コンサルタントの担当業界を固定していないことにより実現されている。
後者は、ベンチャー企業に対する投資を通じて経営基盤を構築し、成長を支援するインキュベーション事業を通じて蓄積したノウハウにより実現されており、起業支援において効果的で実現性の高い提言を可能としている。
他の強みとしては、複数の主体(複数の国や大企業、ベンチャー、大学など)を巻き込み、繋ぐことで数千億円規模のビジネスを創り出す「ビジネスプロデュース」を行っていることが挙げられる。ビジネスプロデュースには技術、戦略、政策のすべてを深く理解し、融合させながら付加価値を生み出すことが必要であり、これら全てを兼ね備えた組織はドリームインキュベータの他に無い。
ドリームインキュベータが運営するソーシャル・インパクト・ボンドファンドに三井住友海上と山陰合同銀行が出資したことが2022年7月1日のプレスリリースで発表されている。ソーシャル・インパクト・ボンドは、行政が民間資金を活用して行う成果連動型の事業であり、近年、社会課題を解決する新しいインパクトファイナンスのスキームとして注目されており、ドリームインキュベータはこの取り組みへの安定した資金供給を通じて社会課題の解決に取り組んでいる。
また、2022年7月4日には、電通と提携し、R&D部門の変革を推進する「R&Dトランスフォーメーション」を提供開始した。ビジネスプロデュースを掲げて官民連携の事業創造を多く支援してきたドリームインキュベータの持つ「技術・ビジネス・政策視点」と電通の持つ「市場・生活者視点」の両方を活かしたサービスの提供が期待される。
ドリームインキュベータの働き方として、常駐型の支援はあまりなく、プロジェクト期間は3ヶ月程度が基本である。だが、案件次第では一年超となることもある。
ドリームインキュベータは戦略コンサルティングを「経験の仕事」として捉えており、若手社員にはさまざまな業界やテーマのプロジェクトを担当させて、幅広い経験を短期間で蓄積させて、成長を加速できるよう図っている。
キャリアの特徴としては、入社後数年は戦略コンサルタントとして働き、その後シニアコンサルタントやベンチャー支援、出資先企業の経営支援、海外拠点での勤務など、個人の適性や希望に合った業務を行うこととなる。
ES→適性検査(SPI)→グループディスカッション→面接→ジョブ→最終面接→内定
夏・春
3日のジョブを通して選考が行われる。
企業名 | ドリームインキュベータ(DI) |
設立日 | 2000年6月1日 |
代表者 | 代表取締役CEO原田 哲郎 |
本社住所 | 東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング |
従業員数 | 808名(連結職員数) ※2022年3月末現在 |