P&E（ピー・アンド・イー・ディレクションズ）

企業説明

日本の独立系戦略コンサルティングファーム

株式会社ピー・アンド・イー・ディレクションズ（以後、P&E）は、2001年にアップルやBCGを経験した島田直樹氏により設立された日本の独立系戦略コンサルティングファームだ。

事業領域は多岐に渡り、戦略コンサルティングを主軸事業としながらも、M＆Aアドバイザリー業務や事業投資等の領域でも存在感を強めており、また複数の子会社運営も行っている。

社名の「ピー」は「Planning（計画策定）」、「イー」は「Execution（実行支援）」を表し、これらを通じて、クライアントの事業成長に貢献することをミッションとしている。

戦略立案および実行支援を、フィーベース、コミッションベース、成功報酬ベース、エクイティーベースなど多様なフィー体系を活用してクライアントの要望に合わせたコンサルティングモデルで提供し、顧客企業の現実的な成果創出と事業成長を請け負っている。

国内外の年商1兆円を超える巨大企業から年商100億円未満の未上場企業・オーナー企業に至るまで、600社を超えるさまざまな企業に対して、累計1,000件を超える支援を提供。

「計画策定」と「実行支援」の両輪で、クライアントの事業成長に貢献することをミッションとしている。

一般的なコンサルティング会社よりも「実行支援」に重きを置き、プロジェクトごとにチームを組み、知恵を出しながら成果創出を支援している。

「社内でできないことは、社外でもできない」

「コンサルティング会社である前に事業会社である」ことを重要視している。社内では、事業会社として社内の業務を各コンサルタントに割り振り、計画を立てて実行するようにしている。

「社内でできないことは、社外でもできない」という考えのもと、会社にどんな業務が必要で、どのようにしたら会社がうまく回るかを徹底的に社内で行うようにしている。

案件のテーマにも特徴がある。コスト削減やリストラなどのいわゆる改善系の支援よりも、売上の向上や新規事業立ち上げ、海外進出支援などの「攻めの戦略」にフォーカスしている。

P＆Eは全社戦略・マーケティング戦略・新規事業開発などの他に、海外進出支援や国内外のM&A支援など、売上向上につながるものが多い。戦略の策定から実行までを支援することで確実に結果に繋げるのが強みだ。

「助言だけでなく、一緒に行動して結果を出す」「軽やかなフットワークと愚直・真摯な対応」「幅広いネットワークと深い調査力」「事実にこだわり意思決定を迫る」など、様々な面で高い評価を受けている。

「社員の成長なくして、会社の成長なし」というのを掲げており、社員の成長を最大限支援する仕組みの強化に力を入れている。

外資系を出自とし、情報と論理に基づきクライアント企業の抱える事業課題に応じたテーラーメイド型のコンサルティングを提供していることが業界の中で注目すべきポイントだ。業界知識の提供を基軸とする日系コンサルティング会社とは異なる価値提供を行っている。提供するテーマは、戦略課題（全社戦略・投資戦略、事業戦略・成長戦略）、実行課題（M＆A支援・海外事業支援を含む計画の実行）にフォーカスしている。

以下3つのことを重視している。

１：成長戦略を「プロジェクト」ではなく、会社の日常として定着させること。
P&E DIRECTIONSという名前の通り、行動につながるようにPlanning（計画）し、お客様のExecution（実行）を支援しながら、戦略の実行を日常化させていく。

２：常に早く、正確に。そして長く寄り添い、真のパートナーになること。
お客様と腹に落ちるまで協議を重ね、潜在的な命題までも掘り起こし、伴走しながらも客観性を保ち続け、良心と連帯心を持って支援に取り組む。

３：あなたの会社に「成功した投資」と言われる支援をすること。
仕事への対価を、フィーではなく、投資と考えてもらうために、常に結果を出すことを重視し、長期的な経済合理性を実現させる。

加速する他企業とのコラボレーション

モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を2018年から提供しているINFORICHに投資を行っている。2021年11月時点での提供数は日本全国約30,000台、台湾約4,300台、香港約3,000台、タイ約1,000台だ。

ほかには、株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス（YFH）と、2020年に業務提携を結んでいる。YFHの成長加速、時価総額拡大が目的だ。YFHは食品業界の中小企業を傘下に加え、ホールディングスの中小企業経営を支援するプラットフォーム機能を活用して成長を促進し、企業価値を高めることで成長している企業となっている。

多様な顧客に寄り添い、計画と実行、両面からの事業支援

内々定後から入社までの期間、「アソシエイト」として実務に携わりながら、コンサルティングに必要なスキルを磨くことができる。実務と並行して、アソシエイト期間には研修を実施する。

通常「戦略コンサルタント」は、知識とスキルを磨き、プランニングカ(P) を高めステップアップしていく。一方で、事業会社で働くビジネスパーソンは、実行し結果を出すというエグゼキューション(E) の能力を伸ばしていく。

P&E DIRECTIONSは、この社名がまさに表しているように、コンサルタントのP（プランニングカ）と、ビジネスパーソンのE(エグゼキューションカ）を＆（アンド）で掛け合わせた力を発揮し、様々なお客様に寄り添いながら、計画と実行、両面からの事業支援をしている。

具体的に、人材育成への取り組み3点を紹介しよう。

1：コンサルティング・スキル、情報収集、分析力、戦略的思考力、プロジェクトマネジメント力を得る
・徹底した階層別スキル研修
・経験できる案件の多様性と絶対量
・丁寧に育成し、大胆に抜擢する文化‐早期でのプロジェクトリーダー経験

２：プロフェッショナル・マインドを得る
・徹底した階層別マインド研修
・P&Eシニアメンバーからの直接的な指導

３：本当の意味での経営者視点の獲得を得る
・クライアント企業のオーナー、CEOといった経営トップとの密なやり取り
・クライアントや投資先での実務経験
・営業力のある創業社長のリーダーシップを直接見て学ぶことができる