ポートフォリオ - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜

就活におけるポートフォリオとは、「自分の実績や能力を伝えるための作品集」を指している。つまり、就職の面接において、自分のアピールポイントを示す大切なツールのことである。デザイナーやCGアーティストなど、クリエイター系の職種ではポートフォリオの提出を求められることが多い。

また、面接時にポートフォリオを見せる場合、クオリティだけでなく本人のプレゼンテーション能力も評価される。自身の作品や経験について上手く伝えられない場合、作品の良さが相手に伝わることはないため、コンセプトや製作意図、出来上がるまでの過程など、アピールしたいポイントは必ず決めておこう。

ポートフォリオに載せたい内容としては、下記の3つが挙げられる。

1.プロフィール(自己紹介)
名前・生年月日・経歴・スキルや資格・普段利用するツールやサイト・自己PRなど

2.作品紹介

3.連絡先やSNS

クリエイターを目指すにあたり、就活でのポートフォリオの効果は絶大だ。ポートフォリオが合否を分けるといっても過言ではなく、ポートフォリオで採用担当者を唸らせることができれば、合格に大きく近づく。
そのため、ポートフォリオは自分を売り込むための広告ではあるが、「相手の心を動かすためのもの」と考えることが大切である。自己満足ではなく、客観的な視点で作成することを意識して、しっかりと自分のアイデアや意図が相手に伝わるように心がけよう。

また、デジタル化が一般的になりつつある昨今、Webでポートフォリオを作成しておくのは必須事項とも言えるだろう。基本的には、自身のWebサイトとセットでポートフォリオを用意しておくのがおすすめだ。Web上でポートフォリオを作成することで、紙のようにいちいち印刷する必要もなく、URLを送るだけで簡単に自分の作品をアピールできる。Webデザイナーの場合は、ポートフォリオの質自体が評価に直結することもある。

また、DTPデザイナーやグラフィックデザイナーなどで、迫力ある画を見せたい場合は、Webに加えて紙のポートフォリオを用意しておくことで、パソコンやスマホでは感じることができない迫力を表現することができ、プラスの影響を与えられるだろう。

ただし、紙のポートフォリオを用意する場合、紙質などWeb以上にこだわる箇所も出てくる。基本的にはWebを優先し、必要があれば紙のポートフォリオを用意するようにしよう。

いずれにせよ、ポートフォリオ全体が自身の評価につながることを意識して取り組もう。