インタビュー・レポ

【官僚→弁護士→研究者】学生時代に司法試験に合格した私が、官僚、弁護士を経て研究者になった理由

今回は、文科一類から法学部に進学され、司法試験に合格された後に官僚、弁護士のキャリアを歩まれ、現在は研究者でありながらメディアでもご活躍されている山口真由さんのインタビューをお届けします。

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学生時代について

なぜ東大の文科一類を選ばれたのでしょうか?

私はもともと官僚になりたかったんです。小学校5年生の時に、小和田雅子さまの婚約の映像を見て、それがとても綺麗で衝撃を受けたんですよ。皇室会議のための写真を撮りに行かれるときに、髪の毛を綺麗にして、オフホワイトのコートを着て、気品とオーラみたいなものがすごかった。それで、雅子さまが官僚をされていたから、官僚という仕事の存在を知って、あこがれを抱くようになりました。それを父に話したら、父が、官僚になるなら東大だ、文一、二、三とあるが、何事も一に行っておけば問題ないと言われて。ああそうですか、と文一に行くことに決めました(笑)。

在学中に司法試験に合格されましたが、司法試験受験を決めた理由はなんだったのでしょうか?

教養学部で法律の授業を受けたのですが、法律が好きになれなかったんですよね。何これ、と思って。法律用語の悪意とか善意とかがよくわからなかったんです。悪意の第三者、と言われたとしても悪人ではないんですね。例えば、不動産売買で、登記が移っているけれど本当は所有権が別の人のもとに残っているという場合。単純に目の前の人を信じて、この不動産はこの人のものなんだなって思って買ったら場合によっては過失になる。だから、前の所有者に確認させてくださいとか言って、人を疑う方が無過失と評価されやすい。信じやすい人が損をして、疑り深い人が報われるのが法律のシステムだと思うとなんかちょっとな、と思って(笑)。

そういう意識もあって、法学とは結構距離感がありました。でも、こんなに人が夢中になるなら、魅力があるに違いないと思ってきちんと法律の勉強をしようと思いました。それで、どうせ勉強するならみんな受けるし司法試験も受けてみようと思ったというのが司法試験受験を決めた理由です。

1年で司法試験に合格されていますが、勉強の方法やモチベーション維持の方法を教えてください?

勉強は司法試験対策塾のテキストを読んでいました。まずざっと全部読んで、全体を把握してからもう一度読んで。繰り返し読む中で身に着けていきました。モチベーションをどう維持していたかについてですが、特にモチベーションがあったわけではなかったですね(笑)官僚になることは決めていて、4年生は公務員試験で忙しくなるので、3年生のうちに受かった方がいいかな、という感じでした。

学生時代の思い出を教えてください。

勉強してみたら思ったより面白かったのが思い出ですね。私の時代の授業は苦痛、苦行でした。今は教員もパワーポイントを使いますし、わかりやすいんですけど、あの時代は教員がバーっと読み上げる内容をひたすらノートに取る時代でした。パソコンが使えない授業もあったので、大量のルーズリーフに書き留めていました。そういう意味である種の苦行ではあったんですけど、勉強以外のことを気にせずに、長期的な視点を持って勉強に向き合えた時間は貴重でしたね。最初は法律も嫌いでしたが、法律は、ある種のフィクションでしかないんですね。現実世界とは大きなギャップがある。そんな中で、法律家に期待されているのは現実世界と法律の架け橋になることだと納得できるようになりました。そういう意味でも時間をかけて法学に向き合えたのは貴重な経験だったと思います。

学生時代はどのようなサークル活動をされていましたか?

ラクロス部のマネージャーをやっていました。司法試験の勉強に集中しようと思って1年でやめてしまったんですけど。ラクロス部は強かったし、マネージャーも楽しかったんですけど、自分が主体性を持って動けずどうしても受け身になってしまうのでやめました。

学生時代にやっておいてよかったことはなんでしょうか?

ひたむきに勉強したのはよかったです。学生時代はサークル活動とか、いろいろやらなくてはいけないことがありますよね。そっちの方が楽しいし、就職で評価されるからそっちに流れてしまう。それはそれでいいんですけど、1、2年生の時にしっかり学んでいれば教養が幅広く身につく。そういう勉強ができる期間って大学を出るとなかなかないんですよね。

教養学部で学んだことは、その後の人生でどのように役に立ったでしょうか?

そう言われてみるとないですね……(笑)。駒場時代、平家物語を読む授業を取っていたんですけど、そういう古典教養の知識について、海外で自分と同じくらいの層の人と話すと、明らかに向こうの方が蓄積が上。イギリスの人の中には、会話の中でもシェイクスピアをさり気なく引用するとかが普通にある。それは、会話の相手にもその含意を理解すると期待できるからなんです。ややスノビッシュですけど、彼らからすれば、シェイクスピアとか、そういう教養を共有することがエスタブリッシュメント層の前提条件ということ。海外に出てみて、知的階級であると期待されているのに、教養がないというのは恥ずかしいことなんだ、ということを初めて体感しました。そういう意味では、実学ではなく役に立たないかもしれないことを学ぶことは、ある意味東大生のようなエリート層の特権であって、一つの義務なのではないかと思います。教養学部でそういう知識を得られたのは良かったです。私は、今役に立ちますか、という考え方が結構強いので、大学でそういうことに時間を費やせたことが最終的に自分の人間形成に役に立つのかなと思いますね。

逆に、学生時代にやっておけばよかったと思うことは何でしょうか?

英語を話すのが苦手で、弁護士時代の留学で非常に苦労したので、英語のスピーキング、ヒアリングはもっとやっておけばよかったですね。読み書きについてはしっかり勉強していたのでできたのですが、スピーキングの勉強を一切していない状態での留学はとても大変でした。

自身のキャリアについて

弁護士でなくなぜ官僚の道を選ばれたのでしょうか?

弁護士もいいなとは思ったのですが、元々官僚志望だったというのが理由として大きいです。迷っていた時に弁護士事務所の先生から、小学校5年生からやりたいなら一回やってみたら? と言われて。とにかく一回やってみようかなと思いました。官僚から弁護士になることはあっても、弁護士から官僚になるのは難しそうだったというのも大きいです。

財務省を選ばれたのはなぜですか?

外務省に落ちたからですね(笑)。もともとは外交官になりたいなと思っていたんですけど、官庁訪問は合う、合わないの問題で、私は外務省に合わなかった。財務省は評価してくれた、ということで、ご縁でしょうね。

その後、官僚から弁護士になられましたが、官僚をやめられた理由はなんだったのでしょうか。

財務省は家族型、温情型、ウェットな感じで、いい組織でした。でも私は財務省にうまくはまらないなとも思いました。私は自分が決めたことは自分が決めた通りにやりたいタイプなのですが、財務省という組織は、政治などの外的な要因で、それがガラガラと崩れていく。政治の中枢と渡り合うのだから、それはある意味当然のことだし、それに耐性がなければならない。私自身は、そういうのが向いているタイプではないなと思いました。

もう一つは組織に不満を持ったときに、自分が悪いのか、組織が悪いのかという問題です。本来ならば、自分自身が改めるべきところを修正して、組織に適応してくのが理想。

大学を卒業するまでの私は、過剰に自分を責めていました。自己肯定感も低かったし、東大に入ってまわりはみんなものすごく優秀に見えたし。私、ダメだ、私、もっと頑張らなきゃみたいな。

それが、東大を卒業するときに1番の成績といわれて、一気に私できる人って感じになって。それで、自分が評価されないときに、以前みたいに自分で頑張ろうというよりは、自分を評価しない組織が悪いんだ、みたいな。

学生時代は自分を責め過ぎていたし、社会に出てからは組織を諦めるのが早かったのかな。本当はバランスが大事だと思います。

官僚をやめられた後、いろいろな選択肢があったかと思いますが、弁護士の道を選ばれたのはなぜでしょうか?

司法試験に受かったのに一回も使わないのはもったいないなとおもって(笑)使わなかったらただの資格なので、一回使ってみようと思って弁護士になりました。

弁護士としてどのような活動をされていましたか?

私はM&Aを主にやっていました。開示された資料をひたすら読むことが多かったですね。

弁護士時代の留学のお話を聞かせてください。

弁護士事務所の制度で留学をしました。当時、弁護士事務所でも十分に評価されていないと思っていました。そのころ、新聞や雑誌、テレビなどから取材を受けるようになり始めたのですが、その時私がいた事務所は保守的で、メディアにそういう出方をするのはよくない、やめなさいと言われて、事務所の中で孤立していきました。そういう状況をどうにか打破したいという気持ちの中で、私にとっての留学は、ある種の逃避でした。

だけど、現地に行った後は本当に大変でした。社会に出てからずっととてもつらいと思っていたけど、まださらに深い谷に落ちるなんて。なにが大変かというと、とにかく英語ができなかったこと。傘が欲しくてお店に入って“Umbrella”といっても、“I’m sorry?”と言われるんですよ。“umbrella”という中学校レベルの単語すら、私の発音が悪すぎて聞きとってもらえないのは衝撃的。

日本にいるときは、周りの人が自分より優れているというフィクションを作って、それと戦っていたのですが、留学に行ってみるとそれはもうフィクションではなく、リアルでした。その挫折感から立ち直るのにはとても時間がかかったのですが、社会人になって初めて、学生の頃と同じような気持ちで、人の3倍、5倍努力してみようと思って、レポートを書きました。日本の英語教育は聞く話す特化ではないので、授業中にネイティブと対等に議論をするのは無理なんですよ。何を言っているか全然わからなかった。でも、文法はきっちり学んでいるから、読み書きはできる。それで、レポートを読んだ先生がエクセレントと評価をくれた時に、居場所を見つけたと思いました。その先生が家族法の先生で、そこから家族法にのめりこむようになりました。

その後東大で博士を取得されていますが、なぜ大学に戻られたのでしょうか?

卒業式の時にスティーブン・スピルバーグのスピーチを聞いたんですね。彼は10代の時に父親からカメラをもらって、その瞬間に自分が何をすべきかわかった、と。それで、大学を中退してるんですよ。彼のスピーチの中で、「君たちの中で、自分と同じレベルで自分が何をしたいか確信している人は少ない」と言われて。確かにそうだなと思ったんですね。その時私は、財務省の扉を開けて、ここに居場所はない、法律事務所も自分の居場所じゃない、と感じていて、そのたびに自分が削られる感覚を感じていました。でもそんなのは普通のことで、自分が最初に開けた扉がドンピシャで、そこが自分のための居場所である、なんてことはめったにないんですよね。それこそスピルバーグくらいのラッキーがないと。だから私は全ての扉を開け続けて、最後に開けた家族法という扉が自分にとっての最後の居場所になればいいな、と思っているんですけど、それでいいんだな、と思えました。

社会人になってから迷走し続けていて、元弁護士、元財務官僚、と“元”が増え続けていて落ち込んでいたのですが、これが当然なんだと思えたのは大きかったです。特に東大生は選択肢が本当に多いじゃないですか。最初に開けた扉にハマらなかったときに、自分が悪いんだ、組織が悪いんだと思わずに、私みたいにすぐやめろとは思わないですけど、はみ出しながら次の扉を見つけるのが一番大事なんだなと思います。

【大学と社会を繋ぐ架け橋へ】研究者として東大に戻った私の今後の目標とは~山口真由さんインタビューvol.3~

現在の活動について

現在、メディアで活動されることが多いですが、その理由は何でしょうか?

家族法の研究者として論文を書いて、出版しているのですが、どうしても学術的な論文だと読む人が限られているんですね。論文としてジェンダー平等の話を書いても、それが届くのって、むしろ、社会階層の上の方にいる人たちだけなのかなって。私は、もっといろんな人にメッセージを発信していきたいなと思っていました。その足掛かりとしてメディアを使えればと考えています。今は自分が話したいことを話せているわけではないですが、メディア出演と研究とを両立しながら、専門性を身に着けていきたいです。次のステップとしては、自分が話したいことを発信できるようなコミュニティを築きたいと考えています。

大学と社会をつなぐ架け橋のような存在を目指されているのでしょうか?

そうですね。アカデミックの先生は偉大な人ほど、外に向けて発信することに対しては慎重なんです。他の分野に対する謙抑性というのは重要な資質。逆に言えば、私みたいな、ある種部外者にこそできることがあるんじゃないかなと思っています。

官僚、弁護士を経て、現在は研究をしつつ、メディアにも出演されていますが、特に大変だった仕事はありますか?

研究は結構つらいと思うことが多いですね。自分が考えたものを書き続けないといけない。東大生って往々にして、頭で構想するものと自分の手が生み出すものとのギャップに苦しむことが多いと思います。知識や構想はあるが、実際に自分が仕事をし始めると自分のイメージ通りにならず、思った以上に稚拙で、このギャップがとても苦しいと思います。

博士課程の頃は、東大の図書館で勉強していたときに、締め切りまでに時間が迫っていて、勉強しなきゃいけないことがまだたくさんあって、自分のキャパシティを明らかに超えていると思ったら、どうしようもない無力感に駆られて泣いたことがありました。それでも1日5ページと決めて書いていました。私は、5ページ書くと決めたらどんなにくだらない内容でも5ページ書けるんですよね。それも一つの能力だと研究者の先輩に言われたとき、最初はバカにされているのかなと感じました。でも、多くの優秀な人たちが構想と現実のギャップに絶望して成果を提出できなくなる中で、過程を結果に結びつけられるのも一つの能力だなと思いました。司法試験も、ただ勉強するだけでなく、受かるところまでやれる。結果につながった時はただ楽しいだけでは味わえない達成感があるので、苦労して自分の力で一歩ずつ達成していくというのが今の喜びになっています。

東大卒、という学歴を得ることに不安を感じる女性も多いと思うのですが、東大を卒業して良かったこと、苦労したことはありますか?

私は29歳までには結婚したいと思っていました。ただ、パーティとかで年齢を聞かれて、29ですって答えると、ババアじゃんとか言われて。そのときにハッとしました。その場所で、私の学歴とか、そういうのを含めた人間性とかが全く尊重されないんですよね。むしろマイナスになっている。どうして私は、彼らの差し出した物差しの中に、一生懸命に自分を押し込めようとしてたんだろうって。私、私を「ババア」っていう子の目の前の人に評価されたいと思わない。彼は私を尊重せず、私も彼を尊敬していない。

それでふと、どうして私は選ばれる側にまわろうと躍起になっていたんだろうって。選ばれる側にまわって、彼らの引いた物差しの中で、例えば美醜を競わされ、例えば料理ができるかどうかで判断される。私にとって料理ってちぎるかゆでるかの二択。うちには包丁もまな板もなかったから(笑)。どうして私は選ばれる側のフレームワークに自分を押し込んでいるんだろうな、と思って。私は今の人生を自分で選んだんだ、と思ってからすごく楽になりました。

結婚したくないとか強い決意があるわけではないんですけど、結婚しなくても私は満ち足りた人生を歩んでいて、自分の収入があって、自分の余暇を自分で決められる。それは私にとってはすごく幸せなことだな、と。選ばれる側に自分を押し込んでいくと苦しいですけど、自分の人生を主体的に選ぶ側にまわったんだという覚悟を持てば、東大に入ったことは圧倒的に人生の選択肢を増やしてくれる。収入がある、自立した仕事を与えてくれたので、そこはとてもよかったと思います。

財務省、弁護士事務所と「合わない」場所に当たってしまった後、次の道を進むのにはとてもエネルギーがいると思うのですが、エネルギーの源は何なのでしょうか?

当時は私も相当落ち込んでいました。弁護士事務所の時は、自分の能力が足りていないのが問題だと思ってとても落ち込みました。でも今思うと、あれは合う合わないの問題だったな、と感じます。私が悪いわけでも、組織が悪いわけでもないと思いました。それと、成功するか失敗するかは運だけど、挑戦するかどうかは自分の意思の問題なんですね。失敗したのは挑戦したから、よくやったと、自分を慰めるようにしています。

そう考えるようになったのは留学の影響も大きいです。アメリカの人は自分が挑んだことを褒め称えます。あと、アメリカの人は仕事が無くなることを気にしないんですね。アメリカの友人は何人も失業していますが、みんな明るいです。そういうメンタリティを見た時に、何とかなるかなと思いました。

うまくいかないときは、誰が悪いのでもなく単に相性が悪かったというだけで、それは早い時期に解消しておく方がお互いにとってハッピーです。次の挑戦に対するエネルギーを失うまでやらないことが大事だと思います。

今後の目標をお教えください。

私はもともと家族に対するこだわりが強かったんですよ。弁護士時代のM&Aは他人事でした。高く売って、安く買うこと。そうやって日本の、そして世界の経済を支える仕事を、私は尊敬します。でも、私にとっては、自分の時間を削って、一生を賭けてっていう何かではなかったのかな。そこに神は見いだせなかった。家族というテーマは私にとって根本にかかわるこだわりです。自分は家族にとても感謝していますが、自分は次代にそれと同じものを残せていない。それが自分にとって負い目になっています。だから家族とは何か、親子とは何かを自分なりに突き詰めたいと考えています。家族法の研究をして、成果を多くの人に伝えられるような立場になりたいというのが今の目標です。

最後に東大生へのメッセージをお願いします。

私もそういうタイプなのですが、失敗したことがないと、過度に失敗を恐れすぎることになります。失敗することを恐れるあまり、合わない環境でも無理して自分が合わせようとして、それが精神的な変調に繋がっている人を見ると、胸が痛くなります。一回失敗してみると大したことないな、と思うんですよね。失敗は挑戦の裏返しだと思ってるので、自分に合う場所が見つかるまで扉をたたき続けるのが大事です。東大生は他の人よりずっと多くの扉が用意されているので、1個しか空けないのはもったいない。一つ明けてダメだったら次、と扉をどんどん開け続ける人生もそれはそれでいいと思います。

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