東京大学薫風流煎茶同好会
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東京大学薫風流煎茶同好会

急須を使ってお茶を入れたことはありますか?ペットボトルで簡単にお茶が飲めるようになった今日の社会では、食事の際に茶葉からお茶を抽出する機会は減ってしまったかもしれません。弊団体の構成員は全員が「薫風流」という煎茶道の流派の一つに入門し、美味しいお茶の淹れ方を学んでいます。煎茶道は俗に言う「茶道」で想像される、お抹茶を点てる「抹茶道」ではありません。「急須を使って茶葉からお茶の苦味や旨みを抽出する」、それは文字にしてみると単なる作業の一つに見えますが、実はさまざまな要素を考慮する必要がある、奥深い世界なのです。まずは一度見学に来て、その世界の一端をのぞいてみませんか?
場所 新学生会館二階和室
活動日 毎週木土
木曜 17~21時
土曜 9~13時
時期により開始・終了時刻は前後することがあります。
活動内容 薫風流の先生のご指導のもと、週に二回程度お茶の淹れ方を学びます。基本のお点前を煎茶を使って学び、そこから玉露などの様々な日本茶や淹れ方に挑戦していきます。季節に合わせたお茶を用意して四季の変化を楽しみます。メンバーや自分が淹れたお茶を飲みつつ談笑するなど、お稽古は和やかな雰囲気です。
月ごとの
スケジュール
5月:茶摘み・簡易版製茶体験、黄檗山煎茶会
8月:集中稽古(2~3日程度)
10月:松屋銀座の銀茶会にて呈茶
11月:駒場祭、東京大煎茶会
3月:集中稽古(2~3日程度)

・上記の予定は2022年度に行った実際の活動に基づき記載されています。コロナにより参加できていない行事がございます。また、すべての行事が任意参加になります。
・薫風流に入門していただくため、基本的に引退という概念はございません。同好会には社会人の方も数名在籍していらっしゃいます。個人の都合(院試、就活など)で一時的に活動を休止することは可能です。
新歓日程 未定

詳細情報

代表者名 平山陽菜
設立年 1988
メンバーの人数 25
男:女 5:5
東大生の割合 60%
メンバーの所属大学 東京大学、日本女子大学、中央大学
入会選考 なし
入会費 14500円
年間でかかる費用 30000円
連絡先 sencha.2021@gmail.com
備考 和気藹々とした雰囲気でお稽古しているので、お気軽にご見学ください。

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質問コーナー

このサークルならではの魅力はなんですか?
大きく分けて二つあります。
一つめは薫風流の先生から直接ご指導いただけることです。私たちのように伝統文化を学ぶことができるサークルは複数存在しますが、中には毎回先生にお稽古を見てもらえるわけではない団体も存在すると伺っています。
二つめは多様な背景を持つ構成員たちとの交流の機会です。インカレなので複数の大学在籍者が集まることはもちろんのこと、学部生から社会人まで幅広い年代層の人が入会しています。また、東京出身や地方出身、さらには留学生など、異なる環境で育った人たちが周りにいるので、ちょっとした雑談でも違いに驚いて盛り上がることがあります。理系と文系も半々くらいの割合で、普段の講義の話など、会話が楽しいです。
このサークルに入って良かったと思うことはなんですか?
お茶を淹れることの奥深さを知れたことです。お湯の温度によってお茶から抽出できる成分が異なり味が変わってくるので、お湯の温度には気をつける必要があります。しかし、お湯の冷め方はいつも同じわけではなく、その日の気温によって変わるので、マニュアル化できるようなものではなく、ある意味生き物なんだと思っています。もちろんお湯の温度だけでなく、茶葉やお湯の量、お茶の品種などなど、意識したほうがいいことはたくさんあるので、大変ですがやりがいを感じます。
本音ベースでお聞きします。どんなタイプの学生が所属していますか?
真面目な方が多いと思います。味を向上させるために先生や仲間にアドバイスを求めて反省したり、たくさんお稽古に来たりされる方々です。しかし真面目と言っても、よく寝坊してしまうお茶目な方もいれば、面白い言動で笑いをとる方など、決して堅苦しい雰囲気ではないです。優しい方ばかりなので、サークルの時間はかなり楽しいと思っています。
一年間で費用はどのくらいかかりますか?
会費は一年間で15,000円です。半年に一回7,500円を徴収しています。
ただ、入会の際には薫風流への入門料として別で7,500円を先生にお支払いする必要があります。また、必要最低限のお道具(扇子、懐紙、黒文字、懐紙入れなど)の購入で5,000~6,000円程度かかります。
行事に参加する場合は別途交通費や宿泊費がかかります。
どのくらいの頻度で参加しなければなりませんか?
無理に毎回お稽古に来る必要はありません。和室が狭いこともあり、一度に参加できる人数は限られているので、次の月の予定を記入していただき、参加機会のバランスを見ながら抽選で参加者を決めています。
ただ、新入生はお点前を覚えるのに時間がかかると思いますので、最初の二、三ヶ月は月三回以上は参加したほうが良いと思います。特に木曜日は新入生のために設けており、参加者も少ないのでたくさんお稽古ができておすすめです。
どのような行事がありますか?また、参加は必須ですか?
駒場祭という東大の学園祭やお茶摘み体験や京都・東京でのお茶会など、外部での行事もあります。参加自体は任意ですが、自身が呈茶をしたり、他の流派の方のお点前を見学したりするなど、貴重な機会なので参加をおすすめしています。

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