アクセンチュア(戦略コンサルティング・ストラテジーグループ)のES・選考体験記:戦略コンサルタント職 - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜
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アクセンチュア(戦略コンサルティング・ストラテジーグループ)

戦略コンサルタント職

ES(エントリーシート)

提出方法

マイページ

質問1

「戦略コンサルタント育成プログラム」を通して学びたいこと、得たいことを教えてください。また、その理由をあなた自身の考え方や過去の経験がわかるように説明してください。
(400〜500字)

戦略コンサルタントの現場での業務、コンサルティングファームの中でも貴社だからこそのキャリアや魅力、この2点をこのプログラムを通して学びたい。大学在学中に起業し、クライアントやユーザーからの需要に答えたサービスの開発・提案を行う中で、クライアントの経営方針や戦略に疑問を持つことが多くあった。自社サービスのみによるクライアントの課題解決に限界を感じ、クライアントの経営戦略に自らが戦略コンサルタントとして関わることで企業の本質的な課題を解決したいと考えるようになった。企業の経営戦略の課題解決を行うプロセスを、一連の業務を通して体感したいと考えている。また、貴社で働く社員の方々と実際に業務を共にし、自身が貴社で働く姿のイメージをより明確にしキャリアについての理解を深めたいほか、まだ気づけていない魅力も発見したい。これまでの説明会や座談会を通して、貴社は巨大な組織でありながら、大胆に変化に対応していると感じた。貴社の強みである戦略×テクノロジーもこの機動力に支えられているのだと思った。今回のプログラムを通して貴社の魅力をさらに発見したい。

質問2

あなたがこれまでに、未知の分野に積極的に挑戦したエピソードを教えてください。
(400〜500字)

学生団体を発足するという経験を通じて、0から主体性のある組織作りを行なった。当初、活動に専念しているのは私のみだった。活動を通して取り組みたい課題の解決には、自分一人ではなく、さまざまな役割をもつ個人が主体性をもって取り組むことが必要だった。そこで、具体的には活動内容と人間関係の2つのアプローチからメンバーの主体的なコミットメントを促した。活動内容に関しては、組織の中長期的な目標を共有することで、将来性への不安を緩和した。また、活動にやりがいや意義が感じられるよう、ヒアリングを行いタスク内容を各個人に合わせて一緒に設計し、団体の目標達成だけではなく個人の目的達成と紐付けてモチベーションを向上させた。人間関係に関しては、活動以外での交流がないメンバーもいたため、活動外で定期的な交流の機会をつくり、互いの人としての理解を促し、尊敬しあえる人間関係を構築した。この結果、10人以上のの主体的なメンバーで構成される組織を作ることができた。上記のようなプロセスを経て、人を巻き込み、主体性のあるチームで課題解決に取り組んだ経験をいかし、今後直面していくより大きな課題や困難も、チームで乗り越えていきたい。

結果連絡

3日以内、マイページ

WEBテスト・適性検査

試験形式

玉手箱(自宅受験)

受験科目

非言語(計数)、言語(国語)、性格

難易度・感触・ボーダーライン

玉手箱の計数分野は、表の空欄推測のタイプと多くの企業が採用する図表の読み取り等のタイプではない。表の空欄推測のタイプが採用されていることもあり、難易度はやや高い。私の回答率はほぼ100%で、正答率は感触としては95%でした。ボーダーラインとしては、明確にはわからないですが、9割近く感触ではできていても落ちている人はいたので高いです。

対策方法

他ではあまり出題されない表の空欄推測のタイプなので、受験前に集中的に対策を行いました。

結果連絡

3日以内、マイページ

グループディスカッション

概要

開催場所:オンライン

開催時期:2021年4月上旬

時間:4時間強

学生の人数:1班あたり3人、5班程度

面接官の人数:3人

面接官の特徴:幅広い年代の社員がいた

選考の流れと詳細

事前に共有されたMicrosoft Teamsのリンクに入ると、参加者が全員が集まる。時間になると会社説明等が行われたあとに、選考の説明がなされ、班に分けられる。班に分かれた後は、お題について議論し、その内容を最後に発表する。発表が終わると、社員や他の班からの質疑応答が行われる。

質問内容

地方銀行の経営戦略を策定せよ。

選考の感想・注意した点など

かなり早期の選考ということ、ワークショップという緩い選考であったため、雰囲気はかなり和やかであった。また、初めてのチームワークでの選考であったため、特定の企業の経営戦略を立てるジョブ対策的なことを事前に友人2人と行った。地頭の能力が高そうで、発言も積極的にしていても、我が強く協調生にかける学生は落選していた。

結果連絡

3日以内、メールにて

個人面接

概要

面接場所:オンライン

開催時期:2021年4月中旬

時間:45分

学生の人数:1人

面接官の人数:3人

面接官の特徴:30代前半ぐらいのマネージャークラスのコンサルタント1人

選考の流れと詳細

事前に共有されたzoomリンクに入り、時間になると担当面接官が入室する。簡単な自己紹介を行いケース面接のお題が発表される。思考時間は自由に定めて良いと言われたので、3分でお願いした。ケースの発表を行い、それに関する質疑応答が行われる。その後、ケースに関するフィードバックをもらい、逆質問の時間が設けられた。最後に今後の流れについてマイページ上で確認するよう告げられる。

質問内容

お題:ペット型ロボットの市場規模を推定し、ペット型ロボットメーカーの売上向上策を検討せよ。

深掘り質問:算出した市場規模は10歳より大きいと思うか、小さいと思うか。また、それはなぜだと思うか。他にはどのような施策があるか。

選考の感想・注意した点など

一般的なケース面接よりも多くの時間が取られていたため、逆質問の時間が多く取られており、会社の理解を深めることができたのがよかった。また、ケースについてもディスカッションの時間が長く取られていたので、面接官とアウトプットを磨いていくのを楽しむことができた。

結果連絡

翌日、マイページにて

インターン/ジョブ

概要

期間:3日間

開催場所:オンライン

開催時期:2021年5月中旬

時間:公式には各日9:00〜18:00だが、1日目と2日目は進捗によっては各自でタスクをこなすこともあった。

学生の人数:各班5人前後で6班

面接官の人数:各班に1人メンターがつき、中間発表と最終発表時に3人ほどがでてくる

面接官の特徴:班によってメンターの年次は異なり、役職もマネージャーからシニアマネージャーまで様々。発表時にでてくる社員はシニアマネージャー以上。

選考の流れと詳細

1日目:オリエンテーション/ケースの説明→作業→昼食→作業→全体で翌日以降の説明
2日目:2日目の説明→作業→昼食→中間発表→作業/個人面談→座談会→全体で最終日の説明
3日目:最終日の説明→作業→作業→最終発表→全体フィードバック→懇親会、個人フィードバック→クロージング

基本的にメンターが班の作業を見ている。希望すれば、年次の高い社員からのインプットや相談の機会を得ることができる。

ワークのテーマは、with/postコロナの時代における国内大手通信キャリアの5G事業戦略であった。会社紹介では、日本を代表するようなプロジェクトや、他の外資系コンサルがやらないようなアクセンチュアと日系大手企業がたてたいくつかのジョイントベンチャーの事例の紹介がありとても興味深かった
また、ワークに入る前には、戦略コンサルタントの仕事についての紹介もあった

選考の感想・注意した点など

社員の雰囲気としては、明るい人が多く、社員の中も良さそうであると感じた。学生の男女比は半分ずつぐらいで、コミュニケーション能力の高い学生が多かった。
難度の高いお題に取り組む3日間にわたるインターンは体力的にもきついため、適度に休憩をとることが大事である。序盤で無理をしすぎて後半で失速すると、思考体力がないと判断されかねない。
2日目の個人面談の際にそこまでのパフォーマンスと改善点について指摘を受けるので、最終日にその点をどれだけ改善できるかが重要である。

結果連絡

5日以内、マイページにて

最終面接

概要

面接場所:オンライン

開催時期:2021年6月中旬

時間:30分

面接官の人数:1人

面接官の特徴:パートナークラスの社員

選考の流れと詳細

事前に共有されたzoomリンクに入り、時間になると担当面接官が入室する。まず、簡単な自己紹介を行うが、最終面接の前に再度提出を求められたエントリーシートをもとに志望動機等を確認される。また、その内容をもとに簡単なケースを行った。この一連の面接のフローの中で、一部英語で話すことを求められた。

最後にメディカルチェックや事務連絡がされる。最後に入社の意思確認をし、入社意思を表明した後は、企業や今後の手続きの説明があって終了。

質問内容

  • なぜアクセンチュアの戦略コンサルになりたいのか。
  • エントリーシートで言及されていた、課題を解決するにはどうしたらよいか。

逆質問

アクセチュアの他の職種(IT、AI、デザイン等)との連携はあるのか。

選考の感想・注意した点など

アクセンチュアは最終で落選することもよくあると聞いたことがあったので、典型的な質問(なぜアクセンチュアなのか等)への回答は準備して臨んだ。基本的に、詰めることはなく、しっかりとコミュニケーションがとれていれば問題ないと思う。
また、アクセンチュアの最終面接の特徴として、自己紹介の一部や、話した内容を英語で話すといった英語力を試すことがあるので、自己紹介の内容を英語で話せるようにしておくなどの対策はできればしておきたい。他の内定者を見ていると、上手に話せるかよりも、話そうとする姿勢を見ていると感じているため、うまく英語で表現できなくても話そうとする姿勢を示す必要があると思う。

結果連絡

2〜3週間後、マイページにて

内定

内定の連絡時期

7月上旬

内定者の属性

東京大学、京都大学、慶應大学、早稲田大学、一橋大学

内(々)定承諾について

一度承諾したが、その後辞退した

内定承諾(辞退)理由

業務内容、働き方という点でも魅力的であったが、他の業界への就職を決めたため。

内定後の課題の有無とその内容

定期的に内定者向けのイベントの案内がくる。また、コンサルタントのメンターがついて、月に一回程度ミーティングをセッティングすることができ、基本的になんでも相談することができる。

選考を通じての感想

OB・OG訪問の回数

0回

企業はどのようなポイントを見ていたと思いましたか?

地頭はもちろんですが、一緒に仕事をしたい人かということが見られていたと思います。そのため、ケース面接の際に指摘をされた際には、その指摘を素直に受け入れ、より建設的な議論ができるように意識していました。

選考で意識していたこと・実際に行った対策

ES:この企業ではあまりESは重視されないと聞いていたが、最低限わかりやすく簡潔な文章を書くことを心がけました。

ウェブテスト:早くから対策を始めてどれだけ演習を積み重ねることができるかが重要なので、3年生の春から対策を始めていました。

面接:先輩内定者や同業界志望の友人を相手にケース面接の対策を行いました。

インターン:能力だけではなく、チームワーク力を見られていることを意識して、自分のパフォーマンスを出すことはもちろん、チームメンバーと協力する姿勢も大事にしました。

アドバイス

他の戦略コンサルに比べて、ガツガツしてる人が少ない印象を受けました。選考の通過者も落ち着いている人が多かったです。
コンサル志望者であれば、ケース面接の対策を行うのはもちろんですが、コンサルの仕事はチームで行うものなので、ケース面接時には面接官との指摘を受け入れる、ジョブ時には班のメンバーの意見をしっかりと聞き入れるといったコミュニケーションを行うことを心がけることが大事だと思います。

使っていたサービス・情報源

会社ホームページ、先輩内定者、ワンキャリア、外資就活、Goodfind、YouTube、選抜コミュニティ

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