EYSCのES・選考体験記:コンサルタント - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜
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EYストラテジー・アンド・コンサルティング

コンサルタント

ES(エントリーシート)

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質問1

以下の例示のような社会に大きな影響を与えると考えられるトピックを一つ選択し、1)及び2)について述べてください。(例示以外のトピックを設定しても◎)(1000字以内)
1)選択したトピックについて、どのような企業(または、政府)がどのような社会的インパクトを与え得るか
2)その結果、私たちの生活がどのように変化するか
【例示】・テレワーク ・脱プラスチック ・カーボンニュートラル ・ギグワーカー ・Smart City ・Bitcoin ・ケアエコノミー ・5G ・自動運転 ・スマート 農業 ・Clubhouse

昨年3月に政府が全国の小中高校に要請した一斉休校。
一斉休校の実施によって、既に何が変わり、今後さらに何が変わるのか。 まずは「学び方」が変わった。文部科学省はコロナ禍における「学びの保障」を唱えているが、個人でできる授業聴講や課題は休校中にオンライン化が進んだ。自分のペースで場所や時間を選ばず手軽に学べるようになり、効率的・効果的な学習が実現した。物理的な面での利点も大きく、不登校や通学難を抱える子ども達にとっても救いとなったのではないか。時代のニーズや政策を追い風に進化は加速し、デジタルならではの学びの充実が期待される。一方、集団でしか成し得ない協働学習や体験学習については、オンラインではやはり限界があるというのが実感だ。五感のすべてを駆使して対面で交流してこそ学ぶことのできるもの、この手で触れて体験してこそ学べるものが確かにあるということは、このコロナ禍で私が強く感じたことだ。日本政府のGIGAスクール構想もあり、学校におけるICT化は今後ますます整備が進むが、だからこそより一層、対面での教育活動の重要性も改めて見直されるだろう。 このように、一斉休校をきっかけに教育環境の変化が加速して進行中であるが、子どもを持つ家庭だけがこの影響を受けるのだろうか。
休校は、社会や私達の生活にどのような変化をもたらしたのか。私はこれまで、家庭や学校というある意味守られた場所で過ごす中で、試行錯誤を繰り返しつつ様々なことを学んできた。学校は学び場であり社交場であり安全網である。休校によりそのかけがえのない大切な場所が閉ざされたことで、子どものうつや児童虐待、DVが増加したという報道も目にした。休校中の子どもの世話等で養育者が仕事を休まねばならず、収入が減少し貧困が深刻化する等、休校の影響は命さえも脅かす可能性がある。働き手の問題はそのまま、国家の経済の問題となる。休校は、豊かな未来を望み歩み続ける社会の、その歯車のひとつを狂わせる危険を孕んでいるのではないか。 もちろんコロナ禍で一気に進んだデジタル化の恩恵は、非常に大きいものである。世界のあらゆる場所と瞬時に繋がって多様な学びが実現でき、生涯学習の絶好の機会としてあらゆる世代の人に利がある。デジタル化がさらに進行することが予想される社会で、オンラインと対面の学びを状況に応じて使い分けていくことが重要である。

質問2

大学/大学院での専攻、及び過去の経験を元に、EYSC(EYストラテジー&コンサルティング)でどのような貢献ができるか記述してください(400字以内)

組織の代表として、目標に向かってリーダーシップを発揮した経験が、クライアントの目標実現に貢献できると考える。
私は100名以上が在籍する〇〇の代表として、大会での入賞を目標とし、チームを運営してきた。目標を目指すに当たり、メンバーの練習参加率が低いことがチームの課題であった。そこでメンバー全員と個別の対話を通して、サークル活動に対するお互いの考えを共有し、議論の内容を元に日々の練習の改善に努めた。
その結果、練習に自発的に参加するメンバーが増え、 〇〇が参加する〇〇で入賞を果たした。このことから、リーダーとして目標達成への揺るぎない姿勢を示すと同時に、メンバーと積極的に意見交換を行い、目標への軌道修正を適宜行うことが重要であることを学んだ。この経験を元に、コンサルタントとしてクライアントとの意思疎通を十分に行いながら、企業価値の最大化に貢献できると考える。

この企業のESに回答する際に特に意識、注意したこと

文字数が非常に多いため、文章構成に気をつけた。

結果連絡

1週間後、マイページにて

WEBテスト・適性検査

試験形式

玉手箱(自宅受験)

受験科目

非言語(計数), 言語(国語), 性格

難易度・感触・ボーダーライン

難易度は非常に優しいと感じました。私の回答率は100%で、正答率は95%ほどでした。ボーダーラインは75%ほどだと思います。

対策方法

一般的な玉手箱なので、他ファームで練習しました。

結果連絡

1週間以内、マイページにて

録画面接

概要

開催場所:指定の録画サイト

開催時期:2021年7月上旬

時間:30分

学生の人数:1人

面接官の人数:なし

面接官の特徴:なし

選考の流れと詳細

指定された時間にリンクをクリックすると、フェルミ推定のお題が提示される。5分の思考時間の後にフェルミ推定の結果を録画する。

質問内容

日本国内における美容院の市場規模

逆質問

していない

選考の感想・注意した点など

基本的なフェルミ推定の問題を録画面接で行った。録画面接があまり慣れていなかったため、少し緊張したが、問題なく取り組むことができた。どのタームも基本的なお題ばかりであったようなため、まずは基礎的な問題を十分なスピードで解けるだけの実力をつけることが肝要である。

結果連絡

1週間以内、マイページにて

個人面接

概要

開催場所:オンライン(Teams)

開催時期:2021年7月上旬

時間:1時間

学生の人数:1人

面接官の人数:1人

面接官の特徴:20代の若手の方

選考の流れと詳細

指定されたリンクに入り、簡単な事項紹介の後にケーズのお題が発表された。思考時間は5分。発表した後に、面接官が気になった部分の質問を受け、終了する。

質問内容

お題:百貨店の売上向上

質問: ボトルネックはなにか 、施策の優先順位はどうか 、施策のインパクトはどんなものか

逆質問

していない

選考の感想・注意した点など

面接官は非常に優しい雰囲気の方であった。発表に関してそこまで深く詰められることは無く、基本的な質問を中心にされた。お題も基本的な内容のものが多いようなので、基本的なケーズ問題をたくさん解いてから本番に望むことで、良い対策となるかと思う。

結果連絡

1週間以内、マイページにて

インターン/ジョブ

概要

期間:4日間

開催場所:オンライン

開催時期:2021年8月中旬

時間:各日9:00~17:00頃

学生の人数:6班、各班6人ずつ

面接官の人数:各班にメンターが2人つき、発表時は3人出てくる

面接官の特徴:メンターは片方がジュニアで、もう片方がシニアクラスの社員

選考の流れと詳細

お題:ファイザー株式会社が、DXを推進するうえで行うべき新規事業立案
1日目:会社紹介→講義→お題発表→ワーク
2・3日目:講義とワーク
4日目:ワーク→発表

選考の感想・注意した点など

非常に優しい方が多かった。参加する学生はコンサル中心に受けている学生は少なく、様々な業界を見ている人が多かった印象を受けた。ワーク中に頻繁に社員と壁打ちをする機会があるため、議論の内容をよく整理し、主導権を握ることが大切である。

結果連絡

1週間以内、マイページで

最終面接

概要

面接場所:オンライン

開催時期:2021年9月下旬

時間:1時間

面接官の人数:1人

面接官の特徴:40代くらいのパートナークラスの方

選考の流れと詳細

リンクに入ると、面接が始まる。志望動機を発表して逆質問の時間となる

質問内容

志望動機は? なぜEYSCを志望するのか?

逆質問

新卒で総合系コンサルファームを選ぶメリット

選考の感想・注意した点など

ジョブの段階で内定がほぼ決まっているような印象であり、最終面接は入社の意思確認といった位置づけであったと思う。そのため、詰められるようなことは無く、簡単な志望動機の確認と逆質問のみで面接を終えた。ジョブでの評価が一番大切であると考える。

結果連絡

1週間以内、マイページにて

内定

内定の連絡時期

2021年9月下旬

内定者の属性

国公立大学から私立大学まで幅広く

内(々)定承諾について

辞退した

内定承諾理由、内定辞退理由

他の企業から内定をもらっていたから。

内定後の課題の有無とその内容

辞退したため不明

選考についての感想

OB・OG訪問の回数

0回

企業はどのようなポイントを見ていたと思いましたか?

総合コンサルファームで、戦略コンサルのジョブのように慣れている人がそこまで多くなかったため、議論を引っ張っている人の評価が高かったような印象を受けた。特にジョブにおいて、人数が多いことに加え長期間のジョブのため、議論が発散しやすかったので、そこでの立ち回りで評価が分かれた気がする。

選考で意識していたこと・実際に行った対策

ES:文字数が非常に多いため、文章をよく構造化し、読み手がわかりやすい構成にするように努めた。

WEBテスト:玉手箱であったため、他の企業で練習してから本番を受検した。 録画面接は基本的なフェルミ推定の問題のため、よく練習してから臨んだ。

ケース面接:録画面接の内容を復習すると同時に、基本的なケース練習を行った。

ジョブ:人数の多いジョブなので全体間を常に意識しながら、ジョブに取り組んだ。

最終面接:総合コンサルかつEYならではの志望動機を作ってから臨んだ。

アドバイス

お題自体は基本的なものが多いため、日常のフェルミ推定やケースの壁打ちを十分に行っていれば、ジョブの参加決定は十分に狙えると思う。ジョブ当日は自分でお題を選ぶことができるため、EYの公式サイト等で各セクターごと知見を深めてからジョブに参加することで、お題を選びやすくなるかもしれない。社員のかたは非常に面倒見がよく、優しい方ばかりなため、いかに社員と協力して良いアウトプットを作り出すかが鍵である。

使っていたサービス・情報源

会社ホームページ

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