バークレイズのES・選考体験記:投資銀行部門 - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜
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バークレイズ

投資銀行部門

ES(エントリーシート)

提出方法

マイページ

質問1

現在ご応募いただいている部門を志望する理由についてご記入下さい。(400字以内)

「日本企業の潜在能力を引き出す事を通じて、日本の国際的な影響力を高める」という目標を実現すべく投資銀行部門を志望します。私は米国人の父を持つ関係上、幼少から米国を訪れる事が多く、日米両文化の下で育ちました。その中で、米国の先進的なサービスが数年遅れて日本に伝わる状況を度々目の当たりにし、幼き頃から「日本の国際的な影響力を高めたい」と願うようになりました。そこで、大学では日本経済のリアルを実感すべく、長期インターンで企業の資金調達支援をはじめました。この経験から、①日本企業は潜在的に素晴らしいアイデアを持つが、②それらを実現する財務戦略の遂行には企業に高負荷がかかる事を痛感し、投資銀行に興味を持ちました。特に他社ジョブでイン・アウトのワークを行った際に、投資銀行業務を通じて日本の国際競争力を高められる可能性を実感した事から、世界中に情報網を持つ貴部門は目標実現に最適な環境だと確信しています。

質問2

自己PRをご記入下さい。(400字以内)

「どん底からでも粘り強く這い上がる雑草魂」を武器に貴社に貢献できると考えます。高校時代のバスケットボール部で主将としてチームを全国大会に導けなかった悔しさから、強豪大学への挑戦を決意しましたが、長らく試合に出られませんでした。レベルの高さから何度も逃れたくなったものの、背中を押してくれた高校同期の期待に応えたい思いからこの逆境を乗り越えようと思えました。そこでシュート力に定評があった事から、理想の選手像を捨てシュートに特化しました。1000本シュートを日課にし、確率をデータ化する事で弱みを強化した他、授業やインターンの合間を縫って徹底的に動画研究を行いました。こうして2年間死力を尽くした結果、無名高出身選手としてチームで唯一のレギュラーを勝ち取り、入部以来初の全国大会入賞を果たしました。高負荷な環境で高い成果が求められる貴部門においても、持ち前の雑草魂を活かした泥臭い姿勢で貢献できると考えます。

質問3

最近、興味を持ったニュース(何でも構いません)とその理由について英語でご記入下さい。(200words程度)

質問3の回答

I am interested in the M&A between Seven & i Holdings and Speedway Inc, due to the fact that it is such a risk-taking transaction. The acquisition is expected to generate 70 billion yen in synergies, but it will also generate 65 billion yen of annual depreciation in goodwill, meaning the amortization of goodwill may exceed the synergies. Therefore, I anticipate that Seven & i will sell off their Seibu department store business, which is currently dragging their sales down. And yet, I believe they decided to acquire Speedway because of the huge potential in the US market. One reason is Speedway’s excellent transportation access due to having gas stations. Even though gasoline will be replaced by electric power as the energy source for automobiles, the infrastructure of roads will likely remain the same. Therefore, I believe that Seven & i having secured excellent transportation access will be able to continue generating significant sales from the expansion of EV charging stations over time.

この企業のESに回答する際に特に意識、注意したこと

自身の強み(部活動で培った泥臭さ、インターン先での資金調達経験等)が表現できるよう意識した。IBDで必要とされるタフさがそれとなく伝わるような表現を意識した。気になるニュースでは、当該企業の戦略を自分なりに考えた上で記述した。海外での経験を他者との差別化にできるよう意識した。

結果連絡

1週間後、マイページにて

WEBテスト・適性検査

試験形式

独自形式だがしっかりとした記憶がない

受験科目

非言語(計数), 性格, 英語

難易度・感触・ボーダーライン

難易度はそれほど高いようには感じなかったが、後日社員の方に聞いたところ、その年はウェブテストでかなり人数を絞ったとうかがったため、ボーダーは高い。

対策方法

特にしていない

結果連絡

1週間後マイページにて

集団面接

概要

開催場所:オンライン(WebEx)

開催時期:2021年12月中旬

時間:40分

学生の人数:4人

面接官の人数:3人

面接官の特徴:1人は20代の若手の方、もう2人は40代くらいの方々

選考の流れと詳細

事前に共有されたzoomリンクに入り、時間になると担当面接官が入室する。簡単な英語の自己紹介を行う。次に、各々が書いたESについて面接官が気になったことを2問ずつ程度聞かれる。最後に結果については後日伝えられることを告げられる。

質問内容

英語での自己紹介、IBDに興味がある理由

逆質問

なし

選考の感想・注意した点など

雰囲気はかなり和やかだったが、回答が微妙な他の学生は少し詰められていた。英語での自己紹介は、英語のレベルという点よりも話す意欲があるかという点などを見られていた気がする。回答が長い学生もいたが、途中で切られることはなかった(面接官はつまらなさそうな顔をしていたが)。

結果連絡

2日後、電話にて

インターン/ジョブ

概要

期間:半日

開催場所:オンライン(WebEx)

開催時期:2021年12月下旬

時間:13時~17時

学生の人数:個人ワーク

面接官の人数:全体で3人程

面接官の特徴:若い方が1人司会進行役で、残りの2人が話をしていた(40代くらいの方々)

選考の流れと詳細

テーマは九州の大型薬局店についての買収提案資料のまとめを2から3ページで作る(パワーポイント)ものだった。情報などは自身でインターネットから拾ってくる。書き方の参考資料だけ事前に軽く教えてもらえた。ワークは3時間で完成だが、途中15分程面接官と電話をする。内容は志望動機や、過去の経験、逆質問等

選考の感想・注意した点など

社員の方々は逆質問にも丁寧に答えてくださり、非常に印象が良かった。後日、電話での面接、ワークのクオリティ、1次のグループ面接の評価を基に最終面接の学生を先行していたとうかがったため、バランスよくできている学生が評価されたように感じる。他の学生とのかかわりは一切ない。

結果連絡

2日後、電話にて

最終面接

概要

面接場所:オンライン(WebEx)

開催時期:2022年1月上旬

時間:1時間半

面接官の人数:3人

面接官の特徴:全員50代ほどのディレクターの方々、各々別々の時間に面接した

選考の流れと詳細

事前に共有されたzoomリンクに入り、時間になると担当面接官が入室する。簡単な自己紹介を行ったあと、過去の話について聞かれる。その後は、志望動機や他社の選考状況などを聞かれる。最後に逆質問の時間がある。

質問内容

  • 志望動機
  • 最近気になるM&A
  • 長所と短所
  • バークレイズの印象について
  • お金をもらったらどのように使うか

逆質問

  • バークレイズの好きなところ
  • 仕事で大切にしている価値観
  • BDで働く魅力
  • 将来のビジョンについて

選考の感想・注意した点など

最終面接でも落ちる可能性はあるため、事前にリンクドインなどで担当して下さる面接官の特徴を学んだ。また、過去に携わっていた案件などについても調べていった。欧州系の投資銀行に行きたい姿勢と、それをロジカルに伝えられるよう工夫していった。社員の方々は、みなさん非常に親身になって話を聞いてくださったため、楽しく選考を進められた。また、みなさん非常に自社愛が強いのが伝わってきたため、選考が進むにつれて志望度が高まった。

結果連絡

3日後、電話にて

内定

内定の連絡時期

2022年1月上旬

内定者の属性

東京大学2人、慶應大学2人、早稲田大学1人

内(々)定承諾について

内定を承諾し、入社する予定

内定承諾理由、内定辞退理由

投資銀行の中でも最も社風が好きだったため

内定後の課題の有無とその内容

7月に内定者インターンが2週間程度実施される

選考についての感想

OB・OG訪問の回数

0回

企業はどのようなポイントを見ていたと思いましたか?

人柄を重視していたように感じる。実際に内定した学生も非常に性格がよく、共に働きたいメンツばかり。テストで人数を絞っていたため、ある程度自頭の良さもみられている気がする。内定者は個性的なキャラも多く、性格は十人十色であるため、全体的なバランスが取れている。選考では、チームワークを見られるような場面はなかったが、内定者は体育会が多いことから、過去の経験でチームワーク力の有無を見ていたのだと感じる。

選考で意識していたこと・実際に行った対策

ES:ESでどれくらい絞られるかはわからなかったため、かなりの準備期間を要した。特に英語の記述にて、論理的かつハイレベルな英語を使えるよう意識した。

ウェブテスト:内容の対策ができなかったため、特に準備はしていない。他社の選考で慣れていれば特に問題は無い。

グループ面接:回答の時間や簡潔さ、個性的な話ができるかが重要だと感じた。英語力は若干みられる。

ジョブ:短い時間で簡潔にわかりやすい資料を作ることを意識した。他社のワークで慣れていたため、特に問題は無かったと感じる。

最終面接:とにかく入社したいという意欲を表現することが大事。

アドバイス

投資銀行という業界は理解するのが難しいため、まずは業務内容や仕組みから理解できるよう勉強する。これができていないと、面接官に業務内容するわかっていないと思われ、詰められるためかなり大事。また、ジョブでは金融の専門知識も必要になってくるため、このような知識があるのも大事。業界全体としてチームワーク力もよく見られる。ジョブはM&Aの買収提案が通例であるため、自分自身で練習を積んでおくとよい。コンサルの選考とは違い、志望動機の強さやそれを論理的に表現できているかも大事。

使っていたサービス・情報源

会社ホームページ, 先輩内定者, ワンキャリア

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