ES(エントリーシート)
提出方法
マイページ
質問1
研究・活動テーマをご記入ください。(200字以内)
〇〇を原因として発症する〇〇に対する治療法開発を目指した研究を行っている。本疾患は日本で2000人程度の患者が存在しており、根本的な治療法が未だ確立されていない。本研究室では幅広い〇〇に対して有効性を持つ化合物群を見出してきた。その中で私は、本疾患への治療法確立に向けてヒト細胞やモデルマウスを用いて化合物の効果を検証する基礎研究を行っている。
質問2
研究/活動内容のサマリをご記入ください。(400字以内)
治療法認証に向けて行っている、1.〇〇の効果検証 2.メカニズム解析 3.動物実験を概説する。
1. 化合物の効果測定
疾患の原因となるメカニズムに関して正常時と異常時に異なる発色を行う細胞を構築した。本細胞に対して〇〇を投与することで原因メカニズムが正常化され、〇〇が本疾患に対して有効性を示すことを証明した。
2. 〇〇の作用メカニズムの解析
本疾患の原因となるメカニズムに関わる物質を探索したところ、先行研究で〇〇との相互作用が推測されており、疾患原因メカニズムに関わるタンパク質〇〇を発見した。
3. モデルマウスを用いた薬効評価
生体での〇〇の効果を確認するため、人工的に遺伝子導入したマウスを作成し、〇〇の投与を行った。マウスから血液と心臓を採取し、化合物の薬効の検証中である。
この企業のESに回答する際に特に意識、注意したこと
研究内容に関する設問であったため特に2点意識した。①研究活動への取り組みをアピールするため、学会で発表したポスターをPDF形式で添付などの工夫を行った。②専門外の人に研究をわかりやすく伝えるために、なるべく難しい言葉を使わないように意識した。また、専門分野が異なる知り合いにESを読んでもらい内容が伝わるかチェックしてもらった。
結果連絡
締め切り後1週間、マイページにて
WEBテスト・適性検査
試験形式
C-GAB(GABのテストセンター形式)
受験科目
非言語(計数), 言語(国語), 英語
難易度・実際の回答率と正答率(感触)、ボーダーラインについて
全体として6~7割程度の正解率だった感触。特に計数は時間が足りず、6割程度の回答率だったので、ボーダーはそこまで高くないと思う。
対策方法
玉手箱の対策本を2周した。特に計数は他社のWebテストを使いながら練習を繰り返した。
結果連絡
締め切り後一週間以内、マイページにて
個人面接
概要
面接場所:オンライン
開催時期:2022年2月中旬
時間:35分
学生の人数:1人
面接官の人数:2人
面接官の特徴:一人は若手、一人は50代くらい
この選考の流れと詳細の内容
事前に共有されたzoomリンクに入って待機。面接は2つのパートに分かれていて、前半は「今までの人生で最も困難だったこと」の発表とその深堀。後半はケース面接で、お題は「定年退職した高齢者を対象とした新規ビジネスの創出」。思考時間3分、発表時間1分で、その後質疑応答を行う。
質問内容
・「今までの人生で最も困難だったこと」
概要
どう乗り越えた
短所、どうやって改善してる?
長所
・ケース面接
高齢者のどの特徴に着目した?
どうやって実現する?
その事業に対して誰がどんなことに価値を感じてお金を出すの?
高齢者にはどうやってアクセスするの?
選考の感想、雰囲気、注意した点等
面接は淡々と進んでいき、50代の男性面接官が中心となって進行していった。途中で若手の女性の面接官が批判的 (それほんとに達成できたの?等) の答えにくい質問をしてきた。基本的に質問は鋭く、ケース面接では100%答えきれていない質問もあったと感じている。
結果連絡
当日中、メールで
個人面接
概要
面接場所:オンライン
開催時期:2022年2月中旬
時間:35分
学生の人数:1人
面接官の人数:2人
面接官の特徴:50代くらいの男性面接官2人
この選考の流れと詳細の内容
事前に共有されたリンクに入室し、待機。面接官から自己紹介していただき、こちらも自己紹介をした後は事前に提出した自分史に沿って質問がされる。幼少期から大学までの内容を一通り聞かれた後、志望動機について少し触れ、逆質問をして終了。
質問内容
・自分史
なぜこれを選んだのか?
もし…だったらどうするのか?
それって本当に相手にメリットあるの?
今やり直すとしたらどこを修正するか?
それができたのは自分にどんな能力があったからだと思う?
・志望動機
逆質問
三井物産らしいと感じる瞬間はどんな時か
選考の感想、雰囲気、注意した点等
進行をしていた面接官はとても穏やかで話をよく聞いてくれた。面接開始時点から、「自分史の…に書いてある内容なんだけど…」と切り出されたので、面接官側も読み込んだうえで面接に臨んでいる。自分の押したいポイント (大学での部活経験) 以外の、小学校や中学校について特に深堀を受けた印象。自分史を書くときから志望動機と人生の経験の一貫性を注意していたので、最後の志望動機を聞かれた際にはとても納得した様子で面接を終えることができた。
結果連絡
1日後、メールで
インターン/ジョブ
概要
期間:3日間
開催場所:本社
開催時期:2022年3月上旬
時間:各日8時半集合
学生の人数:12班 (A-F), 各班6人ずつ
面接官の人数:各班にメンターが付き、サブメンターとして隣の班のメンターが付く
面接官の特徴:メンター、サブメンターともに10年目~15年目程度の社員
この選考の流れと詳細の内容
ワークのテーマは国内での医療関連新規ビジネスの立案であった。一日目は社員の自己紹介があり、オンラインでワークを数時間行った。二日目はほとんどの時間をワークに費やし、三日目に発表という流れ。
選考の感想、企業/社員/学生の雰囲気や特徴、選考中の社員との関わり、評価された点、注意した点等
修士・博士用ということもあり、医療関係の専門知識を持った学生が数人いたほか、自分の意見をはっきりと持ち、議論し続けられる学生が多かった印象。それゆえ班員全体が納得せずに議論が停止してしまうことが多々あったため、自分は全体の議論の流れを整理して伝える役割を主に担っていた。最終面接に進んだのは自分だけ (もしくは2人) だったようなので、議論に対して発信だけでなく、議論における協調性がなければ通過は難しかったのかもしれない。
結果連絡
一週間後、メールで
最終面接
概要
面接場所:本社
開催時期:2022年3月中旬
時間:30分程度
面接官の人数:2人
面接官の特徴:50~60代の男性2人。役員クラス。
この選考の流れと詳細の内容
本社で受付を行い、待合室で待機。時間になったら採用担当者に面接会場に案内され、面接開始。面接後は、内定先等に関する簡単なアンケートを記入して解散。
質問内容
・志望動機
それって本当にやりたいこと?
うちじゃなくてもできるよね
リーダー論は?
僕は違う考えをしているんだけど…
やりたい事業はないの?
選考の感想、雰囲気、注意した点等
入室当初、面接官の雰囲気はとても柔らかく話しやすい雰囲気だった一方、志望動機を伝えた後は批判的な返しを受け続け、その後も面接官の納得を引き出すには至らなかった。事前に志望動機は固めたうえで臨んだが、志望動機の内容が抽象的過ぎたのが敗因の一つであったと思う。
結果連絡
一週間以内、メールで
内定
内定の連絡時期
なし
選考についての感想
OB、OG訪問は何回しましたか
6回以上
選考全体を通して、どのようなことを企業は見ていたと思いますか。
自分史を課してくることが特徴的な企業であるため、人生の歩み方や考え方が挑戦を謳う三井物産とマッチしているかについては深く見られていたと思う。またケース面接やインターンでは他者との議論の仕方について、論理的に自分の意見を発信できるか、人の意見と自分の意見を折衝できるかという2つを十分に満たせる人が最終選考までに残っていたと感じている。
各選考プロセスにおいて意識していたこと、気をつけるべきこと、実際に行った対策。
ES:研究内容を誰にでもわかりやすく伝えるように工夫した。
自分史:過去の経験と三井物産を志望する理由が一貫するように、経験の中で押したいポイントをアピールした。
一次面接:過去問の情報を集めて、自分で面接を想定して3分で解いて発表1分で行うというトレーニングをした。また、アイデアに関しては友人に共有してお互いのアイデアをブラッシュアップした。
二次面接:友人と自分史を見せ合い、それぞれが気になった内容について質問しあった。
最終面接:友人と志望動機についての質問をしあい、想定される質問に対して回答を用意した。
この企業をこれから受ける後輩へのアドバイス。
自分が三井物産で何をしたいのか、について具体的な内容を話せることが最終面接を突破するうえで大切だと感じました。私自身はOB訪問を繰り返して明確にやりたい事業があったにも関わらず、最終面接の際にそれを伝えきれなかったために落ちたのだと感じています。最終面接に至るまでの各面接、インターンでは、他社選考やインターンで場慣れしておくことが重要だと思います。特に自分史はしっかり時間を使って対策してください。
就活の際に使っていたサイト、情報源
会社ホームページ, 会社パンフレット, 現役社員, ワンキャリア, 外資就活