ボストン・コンサルティング・グループのES・選考体験記:経営コンサルタント - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜
  • 外資系戦略コンサル
ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)

経営コンサルタント

ES(エントリーシート)

提出方法

マイページ

質問1

学業以外に力を入れていたことについてご記入下さい。 (趣味、スポーツ、サークル活動等)
(100字以下)

海外で行ったボランティア活動の、現地の提携先を開拓した。活動の意義に加え提携先にとってのメリットを明確に伝えて信頼関係を築き協力を得たことで、当初の予定の倍近くとなる100人規模の活動を実現した。

質問2

今までの人生の中で成し遂げたことで、人に話したいことは何ですか?
(200字以下)

学生団体発足をするにあたり、組織作りを2つのアプローチから行った。 まず、活動にやりがいや意義が感じられるよう、各個人にヒアリングを行い、個人の目的達成と紐付けられるよう業務内容を設計し、モチベーションを向上させた。 次に、活動外での交流機会をつくり、互いの人としての理解を促し、尊敬しあえる人間関係を構築した。 この結果、10人以上の主体的なメンバーで構成される組織を作った。

質問3の

一生のうちに必ず成し遂げたい夢は何ですか?
(200文字以下)

質問3の回答

経営や事業を通じて社会問題を解決したい。大学1年時に海外でボランティア活動に参加したが、無償で成り立つこのような活動は、一時的なものになりやすい。そのため、社会問題の解決に取り組む活動を事業としても成立させ、より持続的かつ大規模に行いたいと強く感じた。コンサルタントとして培った問題解決力やチームで困難に立ち向かう力を生かし、社会が抱える問題に多くのステークホルダーを巻き込んで取り組みたい。

結果連絡

1週間以内、マイページにて

WEBテスト・適性検査

試験形式

SPI(自宅受験), デザイン思考テスト

受験科目

非言語(計数), 言語(国語), 性格, デザイン思考

難易度・感触・ボーダーライン

SPIの方の難易度は一般的なSPIと同等でした。私の解答率は95%ぐらいで、正答率は感触としては90%でした。ボーダーラインとしては、低くても80%程度かと思います。デザイン思考テストはの評価ランクはCランクでした。

対策方法

SPIは一般的な対策本を一周しました。デザイン思考テストに関しては、公式ホームページから事前にどのような形式のテストなのかを確認しました。

結果連絡

2週間以内、マイページにて

筆記試験

概要

面接場所:オンライン

開催時期:2021年6月下旬

時間:1時間

学生の人数:多数

面接官の人数:監視する社員が数名

面接官の特徴:事務、もしくは人事の社員

選考の流れと詳細

試験時間に事前に共有されたZoomのリンクにアクセスし待機する。
時間になるとZoomの画面上で出題内容が画面共有をされる。45分の制限時間以内に、共有された画面を閲覧しながら、紙等に解答を作成し写真をとるなどして、PDFのファイル形式でメールにて提出する。

質問内容

ある美容院の年間売上を推定し、その美容院の売上向上策の提案する。

選考の感想・注意した点など

制限時間内に、紙に答案を作成し、それを写真にとってPDFに変換し、メールで指定されたアドレスに送信しなくてはいけないため、時間配分に気をつける。時間を過ぎると答案は受理されないため、余裕をもって提出する必要がある。

結果連絡

2週間程度、マイページにて

個人面接

概要

面接場所:オンライン

開催時期:2021年7月中旬

時間:30分

学生の人数:1人

面接官の人数:1人

面接官の特徴:入社5年目ほどの若手社員

選考の流れと詳細

複数人いるZoomに入り、順番にブレイクアウトルームに振り分けられる。振り分けられたルームに入ると面接官がいるので、早速面接が始まる。

質問内容

まず簡単な自己紹介を行い、その中で話にでた部活の話から、サークルでやっている競技人口のフェルミ推定を行った(思考時間3分)。その後に、その競技人口を増やすためのケース面接を行った(思考時間なし)。

逆質問

競合他社のコンサルティングファームと比較した時のBCGのユニークな点、強みは何か。

選考の感想・注意した点など

自己紹介の内容からお題が出題されるのもあり、雰囲気としてはとても和やかであった。フェルミとケースの発表に関する面接官からの質問もあまり厳しいものはなかった。

結果連絡

その場で次の選考のzoomの部屋を案内された。

個人面接

概要

面接場所:オンライン

開催時期:2021年7月中旬

時間:30分

面接官の人数:1人

面接官の特徴:40代ぐらいのパートナークラスの方

選考の流れと詳細

前の面接が終わったあと、次の部屋のzoomのリンクがチャットで送られてくる。その部屋に入ると面接官が待機しているので、早速面接が始まる。

質問内容

日本にいる日本人の英語話者を増やす施策。
深掘り質問として、他に施策はないか、なぜ今それが実現されていないと考えられるか、等があった。

選考の感想・注意した点など

1回目の面接と違い、年次が上の社員が面接官だったこともあり厳かな雰囲気だった。ケースの発表に対する質問や指摘も鋭かったが、怯むことなく、自分の考えを論理的にかつ端的に説明することを意識した。

結果連絡

1週間後、マイページにて

インターン/ジョブ

概要

期間:2日間

開催場所:オンライン

開催時期:2021年8月上旬

時間:公式には両日とも9:00〜18:30となっているが、1日目は深夜まで作業する

学生の人数:20名弱。4班、各班4人程度ずつ

面接官の人数:各班に1人メンターがつき、中間と最終発表時にメンターに加えて2人ほど加わる。

面接官の特徴:メンターは30代の年次の社員だが、発表の際にでてくる社員は採用責任者やパートナークラスの社員

この選考の流れと詳細の内容

1日目:オリエンテーション/お題の説明→作業→昼食→作業→社員との座談会→作業→中間発表

2日目:全体アナウンス(追加のお題の発表)→作業→インプット→作業→最終発表→FB→懇親会、社員は中間発表と最終発表以外の時間はほとんどおらず、たまに様子を見にくる程度。

選考の感想・注意した点など

落ち着いて、真面目そうな社員が多かった。参加する学生の男女比はやや女性が少なく、社員同様に落ち着いた人が多いと感じた。選考中は、選考を通して設けられている2回の面談時以外はほとんど社員との関わりはなかった。ワーク中での発言よりも、最終発表のパファーマンスを主にみているように感じた。特に発表のあとの質疑応答では積極的に発言をするように意識した。

結果連絡

選考結果の連絡はなく、サイレントでした。(選考通過者は数日以内には連絡がくるようです)

選考についての感想

OB・OG訪問の回数

0回

企業はどのようなポイントを見ていたと思いましたか?

学生の能力についての評価は、インターン前の面接でおおよそ済んでいると考えられる。
そのため、インターンでは社員の感覚や印象で選考結果の可否が左右されると考えている。
また、ワーク中はほとんど社員はみていないため、ワーク中にチームを率いていても、中間発表や最終発表でアピールしないと選考は通過できない。
実際に、同じ班でワーク中に活躍していた学生も、最終発表で発言できずにいたため、落ちてしまった。

選考で意識していたこと・実際に行った対策

ES:この企業ではあまりESは重視されないと聞いていたが、最低限わかりやすく簡潔な文章を書くことを心がけました。

ウェブテスト:早くから対策を始めてどれだけ演習を積み重ねることができるかが重要なので、3年生の春から対策を始めていました。

面接:先輩内定者や同業界志望の友人を相手にケース面接の対策を行いました。

インターン:能力だけではなく、チームワーク力を見られていることを意識して、自分のパフォーマンスを出すことはもちろん、チームメンバーと協力する姿勢も大事にしました。

アドバイス

近年就活生から人気のコンサル業界だが、その中でもトップクラスに人気なボストンコンサルティンググループは難関です。
ケース面接は対策した分だけ成長するので、2年生から3年生になる春休みぐらいには対策を始めることをおすすめします。BCGで出題されるケース問題は比較的オーソドックスであるため、しっかりと対策していれば十分に通過可能です。
また、対策する際にはケースのアウトプットの質だけではなく、ディスカッションする相手としてのコミュニケーションの仕方も意識すると良いと思います。

使っていたサービス・情報源

会社ホームページ, 先輩内定者, ワンキャリア, 外資就活, Goodfind, 選抜コミュニティ

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