伊藤忠商事株式会社のES・選考体験記:総合職 - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜
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伊藤忠商事株式会社

総合職

ES(エントリーシート)

提出方法

マイページ

質問1

あなたの人生で、チームで取り組み、成果を上げた経験について教えてください。
(30字以内)

個別指導塾で大学受験対策チームを作り生徒を合格に導いたこと。

質問2

その取り組みを行うことになった背景や目的を教えてください。
(200字以内)

私が入った当初、第一志望に合格する生徒は皆無だった。授業を担当する講師が固定でないことによる、生徒と講師の信頼関係の欠如と、講師の責任感の希薄さが原因だと考えた。そこで、各生徒ごとの固定担当制の導入を提案した。この実現のため、まず他講師と共に大学受験対策に特化したチームを作り、担当を振り分けた。これにより生徒と講師が目標を共有し努力できる環境作り及び講師が一丸となり合格を目指す体制構築を図った。

質問3

その取り組みを行う際にチームやあなた個人が定めた目標を教えてください。
(200字以内)

チームとしては、全生徒を第一志望校に合格させること。達成に向け、大学受験は人生の大きな岐路であり大変重要なものだという認識を共有した。生徒の人生の一部に関わっているのだということを各講師が常に意識して指導に取り組むことを目指した。個人としては、担当生徒から全幅の信頼を得て何でも相談できる講師になること。自分の高校時代、親身に相談に乗り、寄り添ってくれた担任の先生と同じような存在になろうと思った。

質問4

その取り組みを行う過程でどのような課題があり、解決のためにどんなアクションを行ったかを教えてください。
(300字以内)

2つの課題があった。1つは、これまで別個に仕事をしていたため講師同士の信頼関係が強固ではないことだ。互いの考えを率直に言い合える関係ではなく、指導に対する意識も統一されていなかった。2つ目は、各講師の持つ知識やノウハウが異なり、生徒に同質の指導ができないことだ。各講師には受験方式や受験校のレベルなどそれぞれ違うバックグラウンドがあり、得意な分野や能力も異なった。両課題の解決のために、定期ミーティングを月1回から2回に増やし、各授業後の相互報告も導入した。この取り組みによって頻繁な意思疎通と情報交換がなされ、講師同士の信頼関係の構築による意識の統一と講師の能力の全体的な底上げが達成された。

質問5

その取り組みの結果、成果を教えてください。
(100字以内)

生徒講師間の関係が密になり指導効率が向上し、全12名の生徒が第二志望以上の大学に合格。担当生徒から大変感謝された。当事者意識と信頼関係構築の重要性を学ぶと共に、人の役に立つことへのやり甲斐を実感した。

この企業のESに回答する際に特に意識、注意したこと

全体で一貫したストーリーを構築するように意識した。また、各質問で何が聞かれているのか、そして自分のエピソードにおいてそれがどこに該当するのかを精査することに注力した。

結果連絡

3週間後、マイページにて。

WEBテスト・適性検査

試験形式

玉手箱(自宅受験), 玉手箱(テストセンター), HireVueゲームベースアセスメント

受験科目

非言語(計数), 画面上で最も大きい数になる計算式を選ぶ問題や、2個前に表示された図形を選ぶ問題、入口から出口までのルートを作るパズルゲームなどがあった。

難易度・感触・ボーダーライン

難易度は通常の玉手箱と同様。周囲で落ちている人をいくらか見かけたので、ボーダーは高めだと思う。ゲーム選考のボーダーは不明。

対策方法

一般的な玉手箱なので、参考書や他社の選考でのテストなどを用いて対策をする。

結果連絡

2週間後、マイページにて。

集団面接

概要

面接場所:オンライン(harutaka)

開催時期:2021年11月上旬

時間:25分

学生の人数:2人

面接官の人数:2人

面接官の特徴:二人とも営業社員。一人は30代くらいの方、もう一人は40代くらいの方。

選考の流れと詳細

マイページに掲示されたボタンをクリックすると選考会に参加。片方の学生に続けて質問があり、その学生への質問が全て終わった後にもう一人の学生への質問が始まる。

質問内容

  • 自己紹介
  • 学生時代に力を入れたこと
  • 人生のターニングポイント
  • 人生で一番辛かったこととそれを乗り越えた経験
  • その経験が今どう生きてるか
  • 苦手な人とどう接する
  • 一番大事にしていること
  • 座右の銘

選考の感想・注意した点など

面接の雰囲気は和やかだった。学生時代に力を入れたことへの深掘りがほとんどであり、構造化して話すことを意識した。また、志望度をしっかりと示すことを心がけた。

結果連絡

3日後、マイページにて。

録画面接

概要

面接場所:HireVue

開催時期:2021年11月上旬

時間:1分×2、3分×4

学生の人数:1人

面接官の人数:0人

選考の流れと詳細

一般的な録画面接。各動画で2回までやり直しができる。

質問内容

  • あなたはどのような人間ですか。そう考える理由とともに1分以内でお話しください。
  • 何か一つの物事に取り組まれている最中に、意図せず大きな変更を余儀なくされた経験についてお聞かせください。その時の状況、あなたが取った行動、最終的な結果について3分以内で具体的にお話しください。
  • 達成困難な目標を設定して、その実現に向けて取り組まれた経験についてお聞かせください。その時の状況、あなたが取った行動、最終的な結果について3分以内で具体的にお話しください。
  • 一つの目標に対して、チームで取り組まれた経験についてお聞かせください。目標達成に向けて、あなたがチームの中で果たされた役割や、実施された行動、最終的な結果について3分以内で具体的にお話しください。
  • 自分が持っている知識やスキルでは解決が難しい課題に直面し、新しい知識・スキルを身につける必要があった際の経験についてお聞かせください。どのような情報源から、どのようなインプットを得て、知識やスキルを身につけていったのか3分以内で具体的にお話しください。
  • 最後に言い残したことがあれば1分以内で自由にお話しください。

選考の感想・注意した点など

原稿を丸暗記して話すのではなく、自分の言葉をその場で交えながら話す自然な状態を心がけた。また、目線を下げないように気をつけた。

結果連絡

3日後、マイページにて。

集団面接

概要

面接場所:オンライン(harutaka)

開催時期:2021年11月中旬

時間:25分

学生の人数:2人

面接官の人数:2人

面接官の特徴:二人とも人事部の社員で、一人は20代くらいの若手の方、もう一人は30代くらいの中堅クラスの方。

選考の流れと詳細

マイページに掲示されたボタンをクリックすると選考会に参加。片方の学生に続けて質問があり、その学生への質問が全て終わった後にもう一人の学生への質問が始まる。

質問内容

ほとんどが学生時代に力を入れたことへの深掘りだった。あとは、自分の挫折経験やリーダーとしての経験に関する質問が少しあった。

選考の感想・注意した点など

学生時代に力を入れたことに対して、かなり深掘りされるので、結論ファーストで全ての質問に答えることを意識した。

結果連絡

1週間後、電話にて。

ゲーム選考

概要

開催時期:オンライン

開催時期:2021年11月中旬

時間:約30分

学生の人数:1人

選考の流れと詳細

一般的なゲームベースアセスメント。四則演算やパズルなどを素早く解くことが要求される。

個人面接

概要

面接場所:オンライン(zoom)

開催時期:2月下旬

時間:30分ほど

学生の人数:1人

面接官の人数:2人

面接官の特徴:二人とも人事の方で、一人は20代の若手社員、もう一人は30代の中間社員。

選考の流れと詳細

インターン後の一次面談。インターンを経て商社や伊藤忠への理解がいかに深まったか、伊藤忠への志望度などが聞かれる。

質問内容

  • 伊藤忠への印象
  • インターンで感じたこと
  • 他商社との違い、志望度
  • 商社の仕事への理解
  • 会社を決める上で何を重視するか
  • 自分の性格
  • 自分の弱み、強み

選考の感想・注意した点など

伊藤忠への志望度を確かめているように感じた。第一志望であることをはっきり伝えることを意識した。

結果連絡

1週間後、メールにて。

インターン/ジョブ

概要

期間:4日間

開催場所:東京本社

開催時期:2021年12月

時間:各日9:00〜17:00頃

学生の人数:8班、各班5人か6人ずつ

面接官の人数:2.3個の班に一人人事の方がメンターとしてついていた。

面接官の特徴:若手の人事の方がほとんどだった。

選考の流れと詳細

ワークのテーマは伊藤忠社員のキャリアを追体験するというもの。若手から中堅、ベテランと一通りの仕事を体験する。最終日には投資先をグループワークで決め、プレゼンするワークが課された。

選考の感想・注意した点など

ワークのアウトプットやワーク中の立ち回りなどはあまり評価されていないような気がした。能力評価はインターン選考の時点でほとんど終わっているのではないか。周囲の人との関係に対するネガティブチェックは行われているように感じた。

テストセンター受験

概要

開催場所:テストセンター

開催時期:2022年3月上旬

選考の流れと詳細

通常のテストセンター受験。内容はC-GAB。

最終面接

概要

面接場所:東京本社内会議室

開催時期:2022年3月下旬

時間:30分ほど

面接官の人数:2人

面接官の特徴:一人は人事総務部の役員の方。もう一人は採用室長の方。

選考の流れと詳細

いわゆる役員面接。学生時代に力を入れたことなどの質問はなく、性格のネガティブチェックをしているような印象だった。

質問内容

  • 自己紹介
  • ゼミの話
  • 伊藤忠でやりたいこと
  • 挫折経験
  • 仕事がつまらない時どうするか
  • 伊藤忠の印象
  • 大学決めた理由、大学のいいところ
  • 志望業界
  • 周りからどんな人と言われるか

選考の感想・注意した点など

雰囲気は和やか。志望度の最終チェックのような内容だった。はっきりと第一志望であることを伝えることを意識した。

結果連絡

当日夜、電話にて。

内定

内定の連絡時期

2022年3月下旬

内定者の属性

インターン組、一般選考組共に早慶がかなり多い。あとは旧帝大や上智大がほとんど。理系修士もある程度いた。

内(々)定承諾について

内定を承諾し、入社する予定or入社した

内定承諾(辞退)理由

第一志望の企業であり、一番早くに内定が出たから。

選考についての感想

OB・OG訪問の回数

3回

企業はどのようなポイントを見ていたと思いましたか?

面接では成し遂げた功績自体よりも、その人自身がした行動やその動機を重視しているように感じた。インターンやその後の面談では志望度やその人の性格を見極めいるように感じた。

選考で意識していたこと・実際に行った対策

ES…文字数の中で一貫したストーリーを構築し、その中で自分の思いや性格を表現できるように気を付けた。
面接…聞かれたことに自信を持ってはっきり答えることが何よりも大切。何が聞かれても的確に答えられるように自分の話を整理しておくことが重要。
インターン…論理的に思考し、積極的に発言することを心がけた。

アドバイス

面接ではガクチカがかなり深ぼられますが、重要なのは成し遂げた功績ではなく、自分の行動の動機やそこにかけた想いです。自分が自信を持ってやり抜いたことを論理的に、構造的に話す能力を身につけましょう。他社のインターンシップ選考などを通して面接に慣れることも重要です。全力で頑張ってください。応援しています。

使っていたサービス・情報源

会社ホームページ, 現役社員, 先輩内定者, ワンキャリア

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