三菱商事株式会社のES・選考体験記:総合職 - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜
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三菱商事株式会社

総合職

ES(エントリーシート)

提出方法

ESに対しての結果通知はなし

質問1

これまでの学生生活の中で挙げた実績や経験
(50字以内 × 1~4)

(1)〇〇のスタートアップで〇〇を立ち上げ、2年間で月間経常利益〇〇万円へと成長
(2)〇〇大学経済学部への1年間の交換留学
(3)〇〇の親善大使として〇〇を表敬訪問し、〇〇と〇〇の友好関係構築に貢献
(4)高校時代、陸上部長距離主将として21名の部員を束ね、創部以来最高成績に貢献

質問2

自ら難易度の高い目標を定め、その達成のために粘り強く取り組んだ経験
(250~400字)

〇〇のスタートアップで〇〇を立ち上げた際、1年間で月間経常利益100万円に向かって取り組んだこと。私は〇〇と〇〇のマネジャーを担当している。〇〇の企業は〇〇の勤怠を紙などを用いたアナログで管理している。そのため、〇〇が勤怠時刻を水増しして記入できたり、月末に総務が大量の〇〇を集めて〇〇しなければならないなど、大幅な管理コストが発生した。そこに着目し〇〇を立ち上げた。
当初は、
1)〇〇が〇〇で〇〇が難しい
2)コスト削減効果が不明瞭
3)〇〇が少ないので既存で十分
といった顧客からの声があり受注数が伸び悩んだが
1)〇〇トライアルの実施
2)コスト削減シミュレーターの作成
3)〇〇もできるSaaSへと拡充
することによって15ヶ月で月間経常利益100万円を突破することができた。

質問3

変化を起こすために、周囲を巻き込んで行動した経験
(250~400字)

〇〇の〇〇で〇〇を立ち上げたが、受注が0だった時にプロダクトサイド以外に、営業サイドにも課題があると考え、〇〇を巻き込み、売上を向上させたこと。営業サイドには、
1)営業方法が属人化しているため、社員によって成績がばらついていたこと
2)「〇〇」という〇〇特有の国民性があり結果にコミットしない社員が多数いたこと
の2つの課題があったがその解決のために、
1) 営業方法の統一化。営業リスト、トークスクリプト、提案方法でABテストを繰り返し、統一化に取り組んだ。
2) 目標必達文化の醸成。マイナスなことをどんなに伝えても揺るがない信頼関係の構築に努めながら、年間数値目標から逆算し1日の個人目標を立て、勤務中も頻繁に進捗を確認して、一緒に解決策を考える
など、結果にこだわる文化を醸成した。結果、2年間で月間経常利益〇〇のSaaSへと成長させることができた。

質問4

三菱商事で手掛けてみたいビジネスや働く中で獲得したい経験・スキルについて
(150~250字)

商社の膨大なアセットを用いて社会的インパクトのある事業開発がしたい。例えば、物流ロボットを月額利用で提供するRobot as a serviceの領域に取り組みたい。総合商社の資金力、国内外でのロボット技術の調達力、運営ノウハウがなければどうしても参入できないため現在ブルーオーシャンになっている。また、新規事業開発の文脈に留まらず、デジタル知見を活かしたビジネスモデル変革やトレーディング、事業投資に取り組む中でビジネスの攻め守りのスキルをバランスよく取得し、日本を代表する経営者まで成長したい。

質問5

あなたらしさが表れている写真について
(100字以内 )

私らしさは人の懐に入る力である。〇〇留学中に駐在員、経営者、投資家、延べ60人にお会いする中でビジネスに魅了されスタートアップで働くことに決めた。また、写真のように国籍問わず誰とでも親しくできる。

質問6

あなたらしさが表れている写真について
(100字以内 )

私には弟がいる。(私は写真左)幼少期からスポーツや勉強など常に切磋琢磨しながら生活してきた。現在弟は〇〇で〇〇を目指し働いている。私も弟に負けじと日本を代表する経営者になりたい。

この企業のESに回答する際に特に意識、注意したこと

総合商社で働く上で必要そうなスキル(異文化コミュニケーション能力、粘り強さなど)が網羅的に備わっていることが伝わるように書いた。

結果連絡

ES単体での結果通知はなし

WEBテスト・適性検査

試験形式

SPI(自宅受験), GAB

受験科目

非言語(計数)、言語(国語)、性格、英語、GABは法則性と英語

難易度・感触・ボーダーライン

言語は9割、非言語は8割、法則性は5割、英語は6割くらいの手応え
周りほとんどが受かっていたので、難易度はそこまで高くなさそう

対策方法

SPIは一般的な対策本を2周。GABはネットで出題問題を軽く解いた程度

結果連絡

4月上旬。締切後2週間程度にメールで連絡。

個人面接

概要

面接場所:オンライン(Zoom)

開催時期:6月1日

時間:40分程度

学生の人数:1人

面接官の人数:2人

面接官の特徴:2人とも30代ほどの現場社員

選考の流れと詳細

面接前に記入していたESに沿った質問を30分ほどされた後に、5分ほどで逆質問、言い残したことを伝える時間がありました。

質問内容

  • 自己紹介
  • 〇〇のスタートアップでの仕事について
  • 総合商社志望理由
  • 三菱商事志望理由
  • 商社で何がしたいのか
  • 逆質問
  • 最後に言い残したことはあるか

逆質問

1-3年目の時にやりがいを感じた仕事内容について

選考の感想・注意した点など

回答に関してそこまで深ぼられることもなく、ネガティブチェック的な要素が強いと感じた。面接官も時折笑みをこぼしながら、気さくに受け答えしてくださいました。

結果連絡

面接20分後、電話にて

個人面接

概要

面接場所:オンライン(Zoom)

開催時期:6月2日

時間:40分程度

学生の人数:1人

面接官の人数:2人

面接官の特徴:2人とも40代の現場社員

選考の流れと詳細

  • アイスブレイク⇒ケース面接(20分)⇒ESの深掘り・志望動機(5分)⇒逆質問(5分)
  • ケースの時間配分は準備(3分)⇒発表(1分)⇒質問(15分)
  • ケース面接が中心であった。最後に時間が余ったので志望理由などが聞かれた形だった。

質問内容

  • ケース課題「自動運転が活用できそうな分野とどのように活用するか」
  • 事業計画について
  • クレーム対応の方法
  • 競合の対策
  • 事業リスク
  • これからの展開案について
  • なぜ総合商社でなぜ三菱商事か
  • 〇〇の親善大使ってどうやったらなれるの?
  • 最後に言い残したことは?

逆質問

逆質問はせずに、最後に言い残したこととして、自分の将来の夢と御社への想いを熱く語りました。

選考の感想・注意した点など

実際に三菱商事で働くとしたら上司とどのように議論を進めていくのか、また思考の広さ深さがどの程度あるのかみられている感じがした。最初発表時のクオリティはそこまで求められてなさそうだった。議論していくなかでどのように深めていけるかが大事。

結果連絡

選考20分後、電話にて

最終面接

概要

面接場所:本社内会議室

開催時期:2022年6月4日

時間:3時間

学生の人数:1人

面接官の人数:2人

面接官の特徴:2人とも50~60代ほどの現場社員

選考の流れと詳細

  • 3月に受けたSPI+自社作成の論理テスト
  • SPIは3月と同じ内容(40分、言語・非言語)
  • 論理テストは5分で4問。短い文章を正しく読解できるかのテスト。
  • 各学生が面接官に呼ばれて、40分程度の役員面接
  • 人事との15分程度の志望理由

質問内容

  • 自己紹介
  • 他社選考状況
  • その中でなぜ総合商社か
  • なぜ三菱商事か
  • 三菱商事で何がしたいのか
  • スタートアップと違って総合商社はスピードが比較的遅いが大丈夫か
  • 配属リスクについてはどのように考えているか
  • 最後に言い残したことは何か

逆質問

総合商社とVCのスタートアップ投資の違いについて

選考の感想、雰囲気、注意した点等

再度受けさせられるSPIは書類審査時の不正を暴くためだと思われる。
言語8割 非言語8割くらい。
面接は非常に穏やかであった。面接室まで役員と移動していた時に、「落ち着いてアピールしてくれれば大丈夫だからね」と伝えていただき、緊張がかなりほぐれた。
最後に一言で三菱商事でしか自分の将来の夢は実現不可能であることを熱く伝えたところ、二人の役員が大きくうなずいていたため、内定を確信した

結果連絡

面接1時間後、電話にて

内定

内定の連絡時期

6月4日

内定者の属性

東大・早慶がボリューム層

内(々)定承諾について

内定を承諾し、入社する予定or入社した

内定承諾(辞退)理由

自分がなりたい経営者像と三菱商事が輩出する経営人材が一致していたため。

内定後の課題の有無とその内容

簿記3級、ITパスポート、MOSのエキスパート

選考についての感想

OB・OG訪問の回数

6回以上

企業はどのようなポイントを見ていたと思いましたか?

コミュニケーション能力、思考力、熱意の3つであると思います。
特に熱意を見られていた気がします。面接3つ全てで最後に一言の問いに対して、将来の夢と御社への想いを語ったところ、面接官が大きくうなずいていました。

選考で意識していたこと・実際に行った対策

正直、対策はそこまで行っていません。
学生時代、海外で3年間営業していたので、モノを人に売る力が勝手に備わっていました。
面接も、自分を相手に売る営業活動であり、学生時代行っていた営業と変わりませんでした
相手がどのような人を欲しいのか、そして自分はどのような商品であるのか、その商品をどのように説明すれば相手は欲しいと思ってくれるのか、考え抜いたことが内定につながったと思います。

アドバイス

なぜ総合商社か、なぜ三菱商事か、商社で何がしたいのか、
この3つの問いに対して、いかにロジカルかつパッションをもって伝えられるかが成否を分けると思います。落ちている人は皆この3つの回答に一貫性がない、抽象的すぎる人が多いです。この3つの問いを様々な角度から深掘り続けていくことが内定へ繋がります!頑張ってください!

使っていたサービス・情報源

ワンキャリア、外資就活

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