【3分でわかる】三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC) - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜

企業説明

三菱UFJリサーチ&コンサルティングとは

三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)は三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の総合シンクタンク・コンサルティングファームである。MURCは日本最大の金融グループであるMUFGが筆頭株主となっていることから、経営コンサルティング部門とシンクタンク部門に特化しており、システム部門を持たないことが特徴となっている。よく似た会社に三菱総合研究所(MRI)があるが、MRIが三菱100周年の記念事業として多くの三菱系列企業の出資を受けた総合的なシンクタンクなのに対して、MURCは銀行の調査部門や研究所の合併を経て設立されたシンクタンクであるという違いがある。

MURCはMUFGの抱える多数の従業員、国内および国外の拠点、外部機関との伝手を最大限に活用し経営支援を行っている。経営戦略や組織人事戦略、デジタル化戦略はもちろんのこと、海外ビジネス展開支援まで行っているのは特徴的だ。日本を基盤市場とする巨大金融グループの一員として特に日本企業の支援に強い責任感を持っている。

コンサルティングとシンクタンクの連携による知見の多様性

MURCの強みの一つは、コンサルティング部門とシンクタンク部門が協力する体制が備わっていることである。両部門は独立しているが、経営・機能の視点と政策・産業の視点を導入することで付加価値を高いものとしているのだ。実例としてスマートシティに関するプロジェクトがある。経営的な視点だけでなく、諸外国を含めた国家レベルの政策や地方自治体の実情理解を背景として、民間企業や地方自治体といった顧客の戦略策定から実現までを支えている。

またMUFGの豊富な国内・国外拠点のネットワークは、MURCが情報や企業などの様々なものを仲介することを可能にしている。国内は約600拠点、国外は世界50ヵ国以上の約1200拠点に及ぶ。日本のよいものを世界に発信する際の大きな足がかりとなっており、数々の実績がある。日本を代表する巨大金融グループであることを活かしてマッチングを行う同社の強みと言える。

非金融分野への参入と外部機関との提携の強化

MURCの強みが経済・経営系にあることは前述した通りだが、近年ではそれ以外の分野も手がけようと模索している。未来社会予測やESG・デジタル・スマートシティへの取り組み、サステナビリティ経営支援などは代表例である。

現在活況を呈するデジタル部門では外部とのコラボレーションが主なものとなっている。MURCの人事・経営管理などの専門家、IT改革の専門家、セクターの専門家など社内外を問わない人員でチームアップを行い、企業のデジタル化に貢献している。

自由度の高い環境で自己成長を目指す

MURCの案件は超大手企業からスタートアップ企業のものまで多岐にわたる。経営者の悩みに直接応じるような案件は特に若手コンサルタントのやりがいとなっているようである。通常、プロジェクトごとには3〜4名のコンサルタントが携わり、3ヶ月から1年単位で行うことが多い。各個人は一つの顧客先に常駐するのではなく、複数の案件を同時に担当するなかで自身の専門性を高めていく。

MURCはコンサルタントの生産性を高めるために、リモート環境の整備や各種のオンラインリソース、ナレッジウェアの仕組みを積極的に整備している。服装や住む場所も原則自由で個人の裁量に任せた企業文化になっている。

入社前にも退社後にも様々な選択肢があり、キャリアの自由度がかなり高い会社である。新卒採用、キャリア採用の両方とも盛んで人材の流動性が高いのが特徴だ。またコンサルタントして経験を積んだ後には、企業の経営幹部になる人からスタートアップ企業やベンチャーキャピタル、NPOに入る人、大学教員になる人までいる。

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企業情報

企業名 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)
設立日 1985年10月
代表者 代表取締役社長 池田 雅一
本社住所 〒105-8501 東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー
オフィス数 東京・名古屋・大阪
従業員数 約1,200名
資本金 20億6,000万円