コーン・フェリー・ジャパン

企業説明

独自の総合ソリューションとして評判が高い「ヘイグループ・スペクトラム」

Korn Ferry（コーン・フェリー）はグローバルな組織を支援するコンサルティング会社だ。1969年にレスター=コーンとリチャード=フェリーによって設立。1973年には日本に進出している。

2015年には、ヘイコンサルティンググループを傘下におさめた。同社は「コーン・フェリー・ヘイ」を経て、現在は「コーン・フェリー・ジャパン」として活動している。

顧客とともに、最適な組織構造、役割、責任を設計し、適切な人材を採用できるよう支援している。また、社員の処遇・育成・動機付けといった課題についてもコンサルテーションを提供している。

7,000 人以上のスタッフが50ヵ国以上にいる。主に5つの領域（組織戦略、アセスメントとサクセション、タレント アクイジション 〈人材採用〉、リーダーシップと専門能力開発、およびトータル リワード）でサービスを提供する。

主要サービスはリーダーシップ開発、タレントマネジメント、戦略的報酬プログラム、効果的組織構築、社員意識調査などだ。中でも職務分析、報酬決定、タレントマネジメント、職務設計のそれぞれにおける課題を互いにリンクさせ、統一的な手法で総合的に解決する「ヘイグループ・スペクトラム」は、独自の人材マネジメント総合ソリューションとして評判を得ている。

また役員報酬と従業員報酬、さらに世界各国の人事情勢の各データを組み合わせたグローバルな報酬データベースサービス「ペイネット・インターナショナル（PayNet International）」は、世界各国の報酬に関するマーケット情報、海外人事関連情報が容易に入手できるサービスとして、主に海外人事部、国際事業本部人事担当、グローバル人事企画などで広く活用されている。クライアントは主要業界の民間企業のほか、公益企業、非営利団体等多岐にわたる。

注目の数十億の独自の内部人材と外部市場データを活用した AI プラットフォーム

Korn Ferry は、従業員のスキルセットと考え方の両方を測定、評価、ベンチマーキングして、今いる人材と持続的な成長を実現するために必要な人材を把握することができる唯一の組織向けコンサルティング会社である。

「Korn Ferry Intelligence Cloud™ 」は、数十億の独自の内部人材と外部市場データを活用した AI プラットフォームであり、多くのエキスパート アプリケーションやエンタープライズ アプリケーションに配信している。

このような正確な予測プラットフォームの開発に必要な、人材、業界、供給、市場に関する深い知見を持つコンサルティング会社は、AI を訓練できる 50 年分の実証データを擁するコーン・フェリー・ジャパンをおいて、他にはない。

外部との提携で幅広く知見を共有

コーン・フェリーB to B企業を対象にした営業変革ソリューションの公開講座（powered by Miller Heiman Group）を開講することを発表した。Miller Heiman Group（以下MHG）とは、Robert MillerとStephen Heimanによって1960年に米国シカゴにて設立された営業変革ソリューションのリーディングブランドだ。

1985年に出版された『The New Strategic Selling』で、今では当たり前となっているWin-Winというコンセプトを初めて掲げ、アメリカのセールス・マーケティング界に衝撃を与えた。コーン・フェリーは、2019年にMHGを買収し、コーン・フェリーの持つ人事・組織領域のデータや知見とのシナジーを創出しながら、世界最先端の営業手法を開発し続けている。

この講座を開講した目的には、近年「営業」を取り巻く環境が大きく変化していることが挙げられる。まサスティナブルな資本主義の進展、テクノロジーの加速度的進化、ソリューションのコモディティ化といった要因により、ハイパフォーマーに依存する属人的営業スタイルから脱却することは急務だ。

生産性の高い営業組織へと変容し、顧客と共に新しい価値を創造するビジネスパートナーになることが求められている。MHGのメソドロジーは、世界の優れたB to B営業組織が実行する「顧客のビジネスパートナーになるためのフレームワーク」を提供。未来の経営課題につながる示唆を提供するための営業“思考”を体系化することで、顧客価値にたどり着くスピードを上げ、質を高める。

また2023年からは、高校生・大学生向けキャリアプログラムもスタートさせる。オンラインキャンパス内で現役の組織コンサルタントが「10代から考える自分のキャリアゼミ」を無償提供するものだ。「あなたの出会いと学び、挑戦をボーダーレスに」をコンセプトに掲げた。　

学生や若者たちがどんな環境下にあったとしても（世代や場所、国籍、経済状況など）、熱意があれば、社会全体でそれを応援し、挑戦をサポートすることができるプラットフォームを目指している。コーン・フェリーとのパートナーシップを皮切りに、共創パートナーとの連携を一層強め、若者たちの多様な出会い、学び、挑戦の機会を積極的に提供していく予定だ。

グループセッションと個別メンタリングを織り交ぜ、参加者一人ひとりの継続的な能力開発支援と、いわゆる「進路選択」だけではない長期のキャリア形成への深い理解を目指したプログラムとなっている。当プログラムはつながるキャンパスが主催する「社会連携ゼミ」内にて行う。

新卒者向け6週間集中トレーニング プログラム

コーン・フェリー・ジャパンには、人材を見つけ、雇用し、育て、正しく報いるためのプログラムがある。 仕事と生活のあり方を改善する方法を支援し、事業を展開する地域社会に還元している。

新卒者向けトレーニング プログラム (StartUp、Talent Academy、Career Accelerator) は、世界中の大学を卒業した新卒者に門戸を開く包括的なキャリア トレーニング プログラムになっている。 6 週間の集中型トレーニング プログラムは、クラスルームでの活動に加え、スマート技術によるシミュレーションとオン ザ ジョブ ラーニングを組み合わせた。 人材業界の現場で活躍する業界・企業のリーダーから話を聞くことができる。

コーン・フェリーでは、多様で自律的、そして柔軟な環境を作ることに情熱を注いでおり、勤務によって従業員の能力が開花し、卓越性が認識され、それに見合った報酬も得られるようになることを目指している。

 自信を持ってアイデアを共有し、それを実現できる場が用意されている。 さらに、才能を伸ばすことを目的としているので、あなたが本来持っているスキルとマインドセットに基づいた、優れたトレーニングと能力開発の機会も期待できるだろう。

トレーニングと能力開発は、参加者のあなたの現在の成長状況に合わせて行われるので、初めて仕事に就いたときやキャリアを変えたとき、あるいはベテランのプロフェッショナルとして入社したときなど、さまざまな状況に対応している。