IBM

企業説明

IBMとは

日本アイ・ビー・エム株式会社は、米国を本拠とするIBM Corporationの日本法人として1937年に創立されたコンピュータ関連サービス企業で、情報システムに関わるサービス、コンサルティング、ソフトウェア、ハードウェアの提供を行っている。

IBMは1911年に設立され、汎用コンピュータ、AIプラットフォーム「IBM Watson」、商用汎用量子コンピュータ「IBM Q System One」など、革新的なイノベーションを生み出し、IT業界をリードしている。現代の経営戦略において、デジタルと切り離せない状況にあるため、日本IBMのコンサルティングニーズは急速に拡大している。同社のコンサルティングは、「研究開発×テクノロジー×コンサルティング」の三位一体で、革新的なソリューションを提供しており、最先端の新技術を活用して、クライアントのビジネスモデルやオペレーションモデルを構築し、課題解決を支援している。同社は新技術の研究開発に力を入れており、米国での特許取得件数は1993年以来首位を維持（2022年現在）。グローバルで開発・保有する最先端技術を武器に、クライアントのニーズに応え、様々な経営課題を解決している。

高度なデジタルテクノロジーで実現される「デジタル・ソサエティー」

2010年以降、デジタルテクノロジーが急速に進化しており、これにより従来の業種や業態が次々と「破壊」されてきた。このような破壊的なテクノロジーを戦略的に活用して、企業は自社のビジネスモデルを変革することが最も重要な課題となっている。そして、2020年には新型コロナウイルス感染症が発生し、人々の生活や企業活動、産業構造が世界的に変化し、全ての産業や企業がデジタルトランスフォーメーションを急速に進めている。企業経営においては地球規模でのサステナビリティが求められ、SDGsやESGを考慮しながら、IBMはテクノロジーによる高度化された社会「デジタル・ソサエティー」の構築に貢献することを目指している。

このような時代の中、IBM戦略コンサルティングは、最先端のテクノロジーと創造性を活用し、企業の長期ビジョンを実現するための「CEOアジェンダ」「DXアジェンダ」「ITアジェンダ」を策定している。これには、デジタル企業としてのビジネス戦略、組織変革力、デジタルテクノロジー基盤などが含まれ、先進デジタル企業に向けたロードマップを作成している。そして、コンサルタント、エンジニア、データサイエンティスト、UI・UXデザイナーなどの専門家が協力し、企業の長期ビジョンの実現に取り組んでいる。個々の事業や企業が、問題解決のために既存の枠を超えて価値を創出することを通じて、「デジタル・ソサエティー」を実現していく。

業界全体のデジタル変革を実現

IBMは、世界的に驚くべきイノベーションを生み出してきた企業であり、今日では大企業からスタートアップまで、あらゆる企業のイノベーションを強力に支援している。企業経営とITにおいて大きな構造転換が求められる中、IBMは「デジタル変革パートナーシップ包括サービス」を発表し、お客様と協力してデジタル変革に取り組んでいる。また、「IBM BlueHub」では、スタートアップの事業開発を支援しており、コンソーシアム形式でのオープン・イノベーションを推進し、先端テクノロジーや事業開発ノウハウの支援など多様なサポートを提供している。IBMのコンサルタントは、こうしたイノベーション創出支援の中で最先端の業界・技術動向を体験し、それを活かしてプロジェクト業務において高いパフォーマンスを発揮する好循環が強みである。

多様な成長機会とキャリアパス

IBMでは、自分の専門分野を超えて、他のプロフェッショナルと協力してプロジェクトを進めることが必要であり、多様な職種や国籍を持つメンバーを引き付け、同じ目標に向かって強いリーダーシップを発揮することが期待される。IBMの事業会社としての側面は、成長とキャリアにおいても、その独自性が表れている。「IBM Way Day」という、半年に一度開催され、社内外の専門家が100以上の講演を行い、自分の関心やニーズに応じて選択して受講できる終日の「学びの場」のような仕組みもある。新型コロナウイルスの影響で、「IBM Way Day」はフルリモートでの実施に発展した。

コンサルタントから別のキャリアパスを選ぶこともできる。コンサルタントには、企業経営やビジネス推進に興味がある人も多いが、同社ではコンサルタント出身の人がIBMの事業リーダーに就任したり、経営企画、人事、マーケティングなどの部門に異動し、IBMの経営に関わることもできる。コンサルタントのキャリアだけでなく、自分の可能性を最大限に広げたい人にとっても、最高の企業の1つであろう。
IBMの価値観は、多様性と包括性の推進も後押ししています。「女性が活躍する会社BEST 100」では総合ランキングの上位にランクインし、2020年には再び1位を獲得した。IBMは、ライフステージの変化に合わせた働き方やキャリア選択をすることができる企業なのだ。