【PwCアドバイザリー】コンサルで働くうえで活きる、サークル経験とは? - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜
【PwCアドバイザリー】コンサルで働くうえで活きる、サークル経験とは?

今回は東京大学文科Ⅱ類から経済学部へ進んだのちに、PwCアドバイザリー合同会社(以下、PwCアドバイザリー)に入社された柴田朋治さんのインタビューをお届けします。この記事では進学学部を選んだ理由や学生時代のお話についてお聞きします。

―本日はよろしくお願いいたします。最初に、入学された科類と、その後進学された学科について教えてください。

柴田さん:私は2015年に東京大学文科Ⅱ類に入学しました。入学したときから経済学部に進学しようということを考えていました。

―どうして経済学部に進学しようと思っていたのですか?

柴田さん:大学院には進学せずに就職しようと思っていたからです。就職をするなら経済学部の方が有利そうだなと思い、進学したいと思っていました。

―比較的早い段階から経済学部に決められていたのですね。実際に経済学部に入ってみて、就活で有利だなと思ったことはありましたか?

柴田さん:就活に限らず、自分の時間が取りやすいという意味でいうところはとても良かったと思います。私が選択していた授業だけかもしれないですが時間割等に融通が利く授業が比較的多かったです。 だから、就職活動の説明会や面接にも行きやすかったように思います。ただ、実際の就活に有利かというと、時間以外の面ではあまり有利ということはないような気がしますね。強いて言うなら、経済学部には金融の授業や経営戦略の授業があるので、コンサルや事業会社の経営企画とかに行きたい人にとっては、学生時代に触れておくことができるという意味でいい学部なのかもしれないです。

―では、柴田さんの後輩で全く同じような状況に置かれている学生がいたとしたら、経済学部をおすすめしますか?

柴田さん:おすすめしますね。私自身もそうだったのですが、あまりやりたいことが明確になってない人にはとてもおすすめの学部だと思っています。一般的な社会常識として経済を学んでおくこともできますし、先ほど申し上げたように自分の時間が取りやすいため、好きなことをする時間があるという点で良い学部だと思います。

―当初想定していた経済学部のイメージに対して、何かギャップのようなものはありましたか?

柴田さん:ギャップはほとんどなかったですね。大学に入学したときから、先輩から「経済はこういうところだよ」という話を聞いていて、実際に入ってもその通りだったので、あまりギャップは感じなかったですね。

―そうだったんですね。次に、サークルなどは何をやられていましたか?

柴田さん:私は1年生の時に、スポーツ愛好会の軟式テニスパートに入っていました。あとは、フリーペーパーを作る編集サークルに入っていました。当時は東京大学の公認サークルとして活動していて、私はそこの代表を務めていました。

―編集サークルの経験が、社会人になるにあたって役立ったことはありましたか?

柴田さん:そうですね、大きく二つの側面があるかなと思っています。一つは、組織論の部分です。組織を大きくするにあたっていろいろとシステム化しないといけませんでした。私が入る前は数人程度の小さいフリーペーパーを作るサークルだったのですが、ウェブサイトを立ち上げることになりました。そこで、ライターだけでなくエンジニアや営業担当など、多くの人材が必要になりました。彼らをどうやって集めてくるかというところから、彼らの仕事の質を担保するためのシステム作りをするというところまでの組織の拡大のプロセスが非常に大変でした。そこでの経験は今になっても活きているなと感じます。ちょうど今私が携わっている案件は組織の立ち上げに関するものなのですが、学生時代に学んだ、人をどのように動かしていくのかという知識が非常に役立っています。

―サークルを成長させるという経験が学生のうちにできるのは素晴らしいですね。

柴田さん:あともう一つは、社会人と関わることができたことも良いことでした。私は、広告協賛の営業に携わっていました。社会人と早くから関わるという経験は、今の仕事に非常に役立っています。

―確かに、大学の中にずっといて、いきなり就活となると社会とのギャップがありますよね。他に学生時代にやっておいて良かったなと思うことはありますか?

柴田さん:大橋弘ゼミで3期目のゼミ長をやったことですね。3期目ということで立ち上げたばかりだったので、ゼミで何をやるかも決まっておらず、ゼミ長やパ長、合宿係といった各役職の具体的な役割等も決まっていないような状態でした。そのゼミの諸々の制度を整えようとしたことがとても楽しかったなという記憶があります。それも組織設計の一部なのですが、やってよかったですね。

―とてもリーダー経験が多いですね。柴田さんは、意識的にそういうようなポジションになろうとしていたんでしょうか?

柴田さん:いや、意識的にというよりは、編集サークルの場合もゼミの場合も、やりたい人がいなかったので私がやったという、かなり損な役回りを受け持ったつもりでした(笑)。

―逆に、学生時代にやっていなかったけど、今思うとやっておけば良かったなと思うことはありますか?

柴田さん:いろいろな業界の人に会いに行けばよかったなと思っています。社会人になるとお互いに利害関係が出てきてしまって、なかなか話を聞きたくても聞けなくなるんですね。学生はそれがなくて、いろいろな社会人と話すことができるのが特権だと思うので、学生のうちにもっといろんな社会人に話を聞いておけばよかったなというのは後悔としてありますね。

―その他に、やっておけばよかったなと思うことはありますか?

柴田さん:もう一つ挙げるとすれば、何かに熱中する経験があれば良かったなと思いますね。サークル活動やゼミ長などの決められた役割をこなす経験はあったのですが、何かを突き詰めて勉強したり、何かの趣味を突き詰めたりする経験がなかったので、時間を自由に使える学生のうちに、そういったことを何かやっておけば良かったとは思います。

―ありがとうございました!

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