次世代リーダー合宿「HIVE JAPAN 2023 SUMMIT」開催レポート - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜

「HIVE JAPAN」は「日本の未来を切り拓く」をミッションとして掲げ、様々なバックグラウンドや志を持つ若者が日本の将来について本気になって議論する場を提供する若者コミュニティです。

HIVE JAPANとは

今まさに変革の時期にある日本。山積する社会課題を一つずつ解決するのは、未来を本気で考える有志が、お互いに助け合いながら行動する場であり、集いなのではないか。そうした思いのもと、仲間とともに日本の将来について本気になって議論する場を提供すべく発足したのが「HIVE JAPAN」です。

将来、ビジネスパーソンや法曹、官僚、政治家、クリエイターとして様々な領域で活躍するであろう若者たち。彼・彼女らにHIVE JAPANの集いの場での議論や交流を通して強固な繋がりを作ってもらうことで、それぞれの場でリスクを取って既存の枠組みに挑戦して欲しい。そこで得られる幅広い知識やネットワークは、挑戦への自信となるはずです。

HIVE JAPAN 2023 SUMMITについて

HIVE JAPANは、2023年2月11日・12日に「HIVE JAPAN 2023 Summit」と称して、コミュニティ創りのキックオフとすべく1泊2日の合宿型イベントを開催しました。開催地は千葉県のSport & Do Resort リソルの森です。

各界の第一人者をゲストスピーカーとしてお招きしたほか、参加した学生同士が自由闊達(かったつ)に議論する機会がふんだんに用意されました。以下簡単に、本イベントの様子を紹介させていただきます。

合宿1日目は、竹中平蔵氏によるビデオメッセージからスタートしました。「川を上り、海を渡れ」という力強いお言葉をいただきました。

その後、「激動の時代を生きる、これからのリーダーに求められる行動」と銘打ったパネルディスカッションを行いました。スタートアップ、大企業、メディアの三つのフィールドにおいて次世代リーダーに必要な行動を考えるべく、各業界を変革すべく活躍されてきた各務茂夫氏、藤沢久美氏、坂本大典氏にご登壇いただき、それぞれの業界における今後の変化や若者へのメッセージなどを語っていただきました。

各務茂雄氏は現在東京大学大学院工学系研究科の教授を務め、大学発ベンチャー育成・支援やアントレプレナーシップ教育等に取り組んでいます。各務氏は、現在のスタートアップ業界における急激な変化としてソーシャルスタートアップの出現などを挙げ、そうした変化の激しい時代で問題の解像度を上げるために「現場に行くこと」「人から話を聞くこと」の2点がポイントになると指摘しました。

藤沢久美氏は政府各省の審議委員や民間上場企業の社外取締役を兼務。国内外の多くのリーダーとの交流や対談の機会に積極的に参画し、さまざまな提言・支援を行なっています。藤沢氏は、現在の大企業では数字としての業績を改善することだけではなく、社会全体に対する貢献やダイバーシティへの尊重が重要視されていくと述べた上で、何が標準となるか不透明な世の中では、普段から個人としての自分の中に多様性を維持すること、そしてそのためにさまざまな体験を積んで多様性のサンプルを持つことが重要だと強調しました。

坂本大典氏は創業直後の株式会社ユーザベースにて「NewsPicks」の事業立ち上げに従事し、グループ執行役員などを務めた経歴を持ちます。現在は独立し新たな起業を目指す坂本氏は、自らがメディア業界に飛び込んだ経験を引き合いに出しつつ、流行を追いかけず「自分がしたいこと」を軸としてキャリアを作ることにも価値があると述べました。

続いてグループディスカッションが行われました。「あなたが国の1兆円のファンドを動かし投資をするとしたら、どの領域に絞り、どのように成長させていくか?」をテーマに、各グループごとに話し合ってそれぞれ結論を出しました。

各班出した結論を発表し、パネルディスカッションでご登壇いただいた各氏から丁寧なフィードバックをいただきました。

ここで1日目のプログラムが終了。この後、スポーツなどのアクティビティや焚き火タイムを通じて参加者同士の交流が深められました。

2日目の最初のプログラムは、元文科副大臣で東大教授も務める鈴木寛氏の講演。現在の日本が変革期にあること、そのような時代にあっては若い時に形成した知識や情報を共有できる仲間とのネットワークがこの上なく貴重であることなど、熱いメッセージをいただきました。

続いて現千葉県知事の熊谷俊人氏が登場し、鈴木氏との対談が行われました。テーマは「日本の地方のビジョンを描く」。日本の国土戦略のなかで地方をどのように位置付けるのか、という大局的なテーマを念頭に、教育や産業、インフラ、文化などそれぞれの面で地方が抱える課題を、各氏の政治家としての経験を交えつつ語っていただきました。

合宿最後のプログラムは「立志ワークショップ」。今回の合宿を後援していただいたグロービス経営大学院から田久保善彦経営研究科長が登壇し、自分にとっての志とは何かを考えるワークショップが行われました。

「HIVE JAPAN 2023 Summit」を終えて

私たち運営は、今回の合宿のキーワードとして「立志」「仲間」「行動」の三つの言葉を掲げていました。

立志:パネルディスカッションや基調講演を通じたインプットと2日目のワークショップを経て自分の志を言語化する

仲間:自分の志を言語化した上でそれを色々な人に話す機会を設け、自分の志を実現するにあたってかけがえのない仲間を見つける

行動:そして、明日から志の実現に向けてどのような行動を取っていくのかに落とし込んで、全員の前で宣言をする

今回の合宿では、HIVE JAPANで知り合った仲間たちと新しくコミュニティーや勉強会を立ち上げ、様々な活動を計画する参加者が少なからず見られました。HIVE JAPANは、イベントにただ参加するだけでは意味がありません。イベントを通して得た知識やネットワークを活かし、若者たちが志を立て、仲間を見つけ、行動に移す。そのためのプラットフォームとしてHIVE JAPANを利用してくれるならば、嬉しい限りです。

HIVE JAPANでは、今後もイベントの開催を計画しています。ここまで読んでくださった方の中で、HIVE JAPANに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、奮ってご参加ください。

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