企業分析 - ATLAS(アトラス)〜未来をつくるリーダーへの就活キャリアサイト〜 - Page 2

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企業分析

デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)

デロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)は世界最大規模の会計事務所のひとつであるデロイト・トウシュ・トーマツのメンバー企業であり、日本最大級の会計事務所、監査法人トーマツのグループに属する日本最大級の総合コンサルティングファームである。同社は150を超える国と地域に拠点を構え、グループ全体の従業員数は30万人を超えている。日本ではPwCコンサルティング、KPMGコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティングと合わせてBig4と呼ばれている。 コンサルティングファームには珍しくトーマツという日本名が入っているが、同社はもともと1968年に設立された等松・青木・津田・塚田・青木・宇野・月下部会計事務所を源流としたもので、海外事務所を含む他事務所との合併などを繰り返し現在に至る。 同社は、この最大級の規模の大きさを存分に活かし、インダストリー(産業担当)とサービスの掛け合わせを軸とする。インダストリーにおいては、日本は資源・素材産業で世界をリードしている。同社はさらなるこれらの企業の活躍を「経営戦略」「イノベーションマネジメント」「デジタリゼーション」の3つの専門性から高水準な支援を実現。特に、サービスについては、戦略に特化したモニターデロイト、デジタルに特化したデロイトデジタルというサブブランドを展開している。

#総合系コンサル

グーグル(Google Japan)

Google LLCは、米国カルフォルニア州マウンテンビューに本社を置く多国籍テクノロジー企業である。現在世界50 か国に 60,000 名を超える従業員を抱え、サーチエンジン技術、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウェア、AI、そして電子機器などのサービスを中心に提供している。前身のGoogle Inc.は、同社の各ビジネスユニットが独立して活動することでより早くビジネス決定を行えるよう、2015年10月にAlphabet Inc.と社名変更及び組織変更を行った。現在Alphabet Inc.の下には、Google LLCと、Google Inc.の保有していたその他のサービスという2つのビジネスユニットが存在する。Alphabet Inc.のYouTube、Android 、 Gmail、Google Workspace、そして何よりGoogle 検索には、世界中に数十億ものユーザーがいる。Google の企業使命はシンプルで、「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使いやすくする」ことだ。Forbes社が企業のレベニューや過去3年のEBITなどから算出してランク付けする「World’s Most Valuable Brands」の2020年発表によると、GoogleはAppleに次いで2位となっている。 Google創業者のラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンの2人が出会ったのは、1995 年のスタンフォード大学だ。ラリーがスタンフォード大学院への進学を考えていたとき、彼にキャンパスを案内したのがサーゲイだった。2人は寮の部屋を仕事場として、リンクを使用して個々のウェブページの重要性を判断するBackrubという検索エンジンを作り上げ、その後Backrub をGoogleという名前に変更した。この「Google」という名前は、1 の後にゼロが 100 個並んだ値を表す「googol(ゴーゴル)」という数学用語をもじったものである。その後数年間で、Google は研究機関のみならず、シリコンバレーの投資家たちの注目も集めるようになり、1998 年 8 月、Google Inc. が誕生した。それをきっかけに彼らは職場を大学寮からオフィスに変更したのだが、そこはカリフォルニア州メンローパークにあるスーザン ウォジスキ(現在の YouTube の CEO)所有のガレージだった。数年後、エンジニアの採用、営業チームの構築、初めてのオフィス犬「ヨシュカ」の採用などを経て、会社は急成長を遂げた。

#外資系企業

ジャフコ グループ(JAFCO)

ジャフコグループ株式会社は1973年に創業しました。東証プライム上場を果たし、国内で現存する民間最古、そして日本最大のベンチャーキャピタルです。まだ「ベンチャーキャピタル」「ファンド」といった概念が一般的ではなかった時代に登場し、日本における「投資」や「ベンチャーキャピタル」の業界を牽引、「作ってきた」といっても過言ではありません。 これまで約50年にわたって、起業家の支援を続けています。2020年3月には国内のベンチャーキャピタルとして最大規模となる800億円のファンドの組成を完了。そして、国内外における累計のファンド運用額は1兆円を突破。2022年現在までに4132社への投資を行い、そのうち1022社は上場を果たしています。 日本を代表する投資ファンドの一つであり、現在ではベンチャー投資に限らずバイアウト投資、インキュベーション投資など幅広い投資を展開。日本国内での投資の他に、北米、シリコンバレーや中華人民共和国の北京市および上海市、台湾、シンガポール、香港に拠点を持ち、グローバルな投資活動を行っています。同社の事業は、以下の4つの流れ、業務で形成されてきました。アジア圏を中心としたグローバルな取り組みにも先進的です。 「ファンド」は日本初の未上場企業への投資事業組合を共同設立。「投資」については計1352億円のベンチャー・中小企業向け投資を行なっています。パートナーとのマッチングなどを通じた収益向上策の支援による「事業開発」。「イグジット」事業売却および、上記のように、上場は1,000社の以上の実績があります。もとは「野村ホールディングス」の子会社としてスタートし、2017年に独立、2018年に「会社組織型」から、共同経営者として利益を上げた際には、パートナーも利益に応じた分配を得るなど、報酬がファーム全体の利益に連動した体系である「パートナーシップ型」に移行。経営方針として、「新事業の創造にコミットし、ともに未来を切り開く」を掲げ、創業以来、様々な革新的製品やサービスを起業家と共に生み出しています。ベンチャーキャピタルとして、資金を提供するだけではなく、時代の流れに沿って、投資家と企業のつながりを創出する多様な機会をはじめ、マーケティング・セールス、バックオフィスなども支援しています。 2022年3月期の運用ファンドの出資金総額は332,300百万円。2021年実績ベースで同社の市場シェアは10.6%、売上高成長率は年率3.4%、2012年3月期から2022年3月期までの営業利益成長率は年率23.3%となり成長を続ける企業と言えるでしょう。

#銀行・証券・VC

Strategy&

2014年ブーズ・アンド・カンパニーとの統合を経て、2016年にPwC Japanのコンサルティング部門を一堂に会する PwCコンサルティングを設立。Strategy&はPwCグループのストラテジーコンサルティングを担うチームとなった。日本の監査法人では、PwCあらた有限責任監査法人がそのメンバーファームとして提携関係にある。 約100年にわたる活動の歴史から得られた多様な経験や示唆をもとに、世界155カ国約28万人のプロフェッショナルが、ビジネスリーダーの目線に立った実践的なコンサルティング・サービスの提供を行う。日本国内では東京、名古屋、大阪、福岡の4拠点にオフィスを有する。 その活動領域はもとよりパフォーマンスやカルチャーといった観点からも、日本企業が本当の意味でのグローバル化を実現し、さらなる成長を実現していくため支援を行ずる。また同社は、世界で初めて「サプライチェーン・マネジメント」の概念を生み出したことでも知られている。クライアントは医薬・医療、自動車・産業機械、エネルギー・化学、金融サービスなど多岐にわたる。 同社は、入社後1、2年ほどで広い裁量やトップマネジメント案件に携われ、スピード感をもって自己成長することも魅力の一つであるが、グループ横断でのシナジーを発揮する一方で、チームとしての独立性が高いことも大きな特徴である。 また、「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」という存在意義を掲げている。その意は、最も優秀な人材と最も革新的なテクノロジーを融合し、クライアントやステークホルダーの持続的な成長の実現と信頼構築を支援することで、世界で最も信頼され存在感のあるプロフェッショナル・サービス・ネットワークになることを目指している。

#外資系戦略コンサル

Bank of America(バンク・オブ・アメリカ)

米国ノースカロライナ州に本社を置く世界最大の金融機関の一つ。個人、企業、機関投資家に対して、銀行業務、投資業務、資産運用業務、その他の財務管理およびリスク管理のための商品やサービスを幅広く提供している。グローバルにおいては、世界35カ国で事業を展開、ウェルスマネジメント、コーポレートバンキング、投資銀行業務、多岐にわたるアセットクラスでのトレーディング等、世界各地の事業法人、政府、機関投資家などのクライアントにサービスを提供している。 歴史も深く母体となったマサチューセッツ・バンクが1784年に業務を開始以来、240年にわたり、米国のみならず世界の経済発展に欠かせない経営資源や資本を提供してきた。 同社は2社の法人を通じて日本で業務を行っている。その一つがBofA証券株式会社だ。事業会社、金融機関、政府機関などのクライアントを対象に資本市場業務や投資銀行業務、株式や債券のトレーディング、その他のアドバイザリー・サービスを提供する。 もう一つは国際的に事業を展開するバンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ 東京支店だ。 日本企業や外国法人の日本拠点を対象に、円・外貨口座開設や送金、信用供与、バンクノート業務等の金融商品・サービス等を提供している。

#外資系投資銀行

シティグループ・Citi

世界96カ国にオフィスを展開し、160以上の国と地域において、個人、法人、政府機関などに、幅広い金融商品とサービスを提供している世界有数のグローバルな金融機関だ。パーソナル・バンキング事業を展開し、国際取り引きを必要とするクライアントのための卓越した金融パートナーかつ、ウェルス・マネジメント分野のグローバルリーダーとして米国市場で高く評価されている。 日本におけるシティは、1902年10月シティバンクの前身であるインターナショナル・バンキング・コーポレーションが国内で初めて横浜にオフィスを開設した。参入当初は、金融に関する幅広いビジネスを展開していたが、2015年以降は政府機関、金融機関、事業法人、機関投資家等を中心に、4つのサービスでシンプルな事業体系に焦点を絞って事業を展開・注力している。 具体的には、債券や株式などの伝統的な市場業務を行う「マーケッツ」、国際的な資金移動などのキャッシュ・マネジメントや貿易金融業務を担う「TTS(トレジャリー&トレード・ソリューション)」、ファンドサービス業務や資産管理などの「証券サービス」、そして投資銀行業務、コーポレート・バンキングを行う「BCMA(バンキング・キャピタルマーケッツ&アドバイザリー)」だ。 その中でも、コーポレート・バンキングとトレジャリー&トレード・ソリューションは、外資系金融機関としては日本最大級の規模を誇る。

#外資系投資銀行

P&G Japan

P&Gは洗剤、紙おむつ、ヘアケア製品、化粧品、小型家電製品など、人々の暮らしと密接につながった製品とサービスを提供する世界最大級の一般消費財メーカーである。70近くの国々で事業活動を行っており、世界で50億人近くがその製品を使用している。同社は、1837年に義理の兄弟であったウィリアム・プロクターとジェームス・ギャンブルが、当初ろうそくと石鹸の製造会社としてアメリカオハイオ州シンシナティ市に設立した。1879年、洗濯用と入浴用に2つの石鹸を家庭で使い分けていたことに着目し、1つで両方がまかなえる石鹸「Ivory Soap」を開発したことで一気に知名度を上げる。純度99.44%という高品質で「お風呂に浮く」ことが話題になり、全米でブームを巻き起こたIvory Soapは、現在も販売が続く同社の伝説のブランドだ。「人々の暮らしを、小さくても意味のあることからより良いものに」「現在、そして次世代の世界の消費者の生活を向上させる」という考えのもと、Ivory Soapを始め、現在までに消費者のニーズに沿った画期的な商品開発を行い、人々の生活に変化をもたらしてきた。 P&Gでは、現在 ベビー・フェミニン・ファミリーケア、ビューティー、ヘルスケア、グルーミング、そしてファブリック&ホームケアという5つの分野のセクタービジネスユニット(SBUs)で事業を展開している。2022年はインフレと同社の値上げの影響で、消費者が支出を減らすために安価な商品を求めたり、大きなサイズを買って一回ごとの出費を減らそうとしたりといった変化が生じていたものの、COVID-19の流行後も安定して売上を伸ばしており、2022年10月19日に発表した2022年7~9月期の決算での売上高は前年同期比1%増の206億1200万ドルであった。

#外資系企業